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2010/12/03(金) 11:43 サーチナ
中国網日本語版(チャイナネット)によると、世界新聞報は「日本自衛隊が軍事拡張の野心をむき出しに」と題する記事を掲載した。以下は同記事より。
軍事大国という地位は日本の長年の夢である。この夢を現実のものにするために、近年、日本は「外敵の脅威への防衛」という大義名分を掲げ、軍事力を拡大することに熱心だ。「積極的に国外に出て、守りも攻めもできる精鋭部隊」を作ろうとしている日本の軍事力拡大には、米国も見て見ぬ振りをつらぬき通している。自衛隊の装備は増強され、攻撃力も上がっている。「平和憲法」という布で隠してきた野心が徐々にむき出しになってきたようだ。
海上での戦力、米軍を超える勢い?
ここ数年、日本の海上自衛隊は遠洋にも出撃可能な大型の艦艇や輸送船を造り、隊員や装備を整えた。そして、対潜護衛戦や遠洋機動戦も行える強力な部隊に成長している。専門家によると、日本の海上自衛隊の力は2015年頃には米国の太平洋艦隊を超える可能性も否定できない。
防衛庁が省に昇格し、日本の対外軍事力は目に見えて増強された。「海外に出て攻撃できる」という戦略指導のもと、海上自衛隊が保有するイージス艦、AIP潜水艦、水陸両用艦艇などはとっくに「自衛」の範囲を超えている。なかには「平和憲法」のラインぎりぎりを越えているものさえある。
戦後復興で経済の活力を取り戻した日本は、「空母をもう一度」と言う夢を実現するチャンスを狙っていた。しかし、日本の「平和」憲法の制限のせいで海上自衛隊はグレーゾーンを行ったり来たりすることしかできなかったが、空母型ヘリコプター艦でラインを越えたのだった。
現在、日本には排水量が9000万トンから1万トンを超す輸送艦が複数存在し、これらの「準空母」は遠洋への輸送能力や攻撃能力を有している。
最先端の戦闘機で中国を威嚇(いかく)!
日本の海上自衛隊は1954年に誕生し、長年かけて、先進的装備と訓練された隊員を保有するまでに至った。今では大規模な空中戦闘能力を発揮できるまでに成長している。日本は所有する戦闘機を改良し、新型の戦闘機の研究開発や新型ミサイルを搭載した戦闘機を準備するなどして、空での戦闘能力を日々向上させてきた。これによって、アジアの隣国への圧力も日増しに巨大化している。
日本の航空自衛隊が保有する戦闘機は360機と決して多くない。しかし、戦闘機の威力は強大だ。200機あまりのF-15戦闘機を保有しており、これは米国を除けば世界最多である。1997年から日本はF-15戦闘機の改良を進めており、総合的な戦闘能力、特に電子戦能力、空中格闘戦能力、夜間戦闘能力は着実に進化している。
日本はレーダー哨戒機にも力を入れており、既に13機のE-2Cホークアイと4機のE-767哨戒機を導入している。ほかにも、長距離作戦能力を向上させるために、米国からKC-767空中給油・輸送機を輸入している。日本の海外派兵能力は格段にレベルアップしたのである。
中国網日本語版(チャイナネット)によると、世界新聞報は「日本自衛隊が軍事拡張の野心をむき出しに」と題する記事を掲載した。以下は同記事より。
以前、日本のメディアで防衛省が米国製のF-35戦闘機を40機購入する予定だと言う報道があった。防衛省によると、今後10年の間に、航空自衛隊は那覇基地において新しい飛行部隊を編成する予定だ。F-35戦闘機は近い将来、那覇に配備されるかもしれない。専門家によると、F-35戦闘機は短距離離陸・垂直着陸能力を持ち、活動範囲は非常に広く、那覇基地に配備されれば中国の東部地域に絶大な脅威を与えるだろう。
陸自が水陸両用部隊を編成!
日本の軍事戦略が「北方領土の防衛」から「西南諸島への警戒」に切り替わり、日本の西南諸島に対する隣国の軍事的脅威の排除が需要な課題となった。日本の陸上自衛隊の役割も適正化させる必要性が出てきており、陸上自衛隊は海上での戦闘能力を備えるために水陸両用部隊へと変化しつつある。
この転換は、陸上自衛隊の人員編成から始まり、旅団を水陸両用部隊に編成し直す作業が進んでいる。それと同時に、武装の改革も行われている。現在の重装備以外にも、攻撃用ヘリや輸送用ヘリの増強を急いでいる。また、日本の陸上自衛隊は米国に出向いては米海軍陸上部隊の水陸両用上陸訓練に参加し、自国の自衛隊の水陸両用作戦能力の強化に励んでいるようだ。(おわり 編集担当:米原裕子)
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