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「異色対談」西田成佑×岩瀬大輔 vol.1

2011年01月20日(木)現代ビジネス

ツィッターやブログを使って経済について情報発信をしている大阪の中学2年生GkEcさんをご存じだろうか。「自分がつくった問題集を学校で売ってなぜ悪い?」「どうして教室の掃除を生徒がしなくてはいけないのか?」といった問題提起をし、それに対する意見や反論に経済学的な観点から丁寧に対応するコメントは、彼の年齢を抜きにしてわかりやすく面白い。

 ファンも多く、東京大学の玉井克哉教授やホリエモンこと堀江貴文氏がリツィートするなど話題を呼んでいる。今回、そのGkEcさんこと西田成佑さんに東京まできてもらい、若手起業家として人気の岩瀬大輔ライフネット生命副社長と対談してもらった。「目標は経済学で世界の幸福を増やすこと」という天才経済中学生は、いかにして生まれたのか?

岩瀬: 今日は新幹線で東京まで来たのですか?

西田: はい。

岩瀬: 中学2年生って、1人で新幹線に乗ったりするもの?

西田: あんまり、しないかな?

岩瀬: たまに、東京には来てますか?

西田: 11年ぶりです。3歳のときに住んでいたとき以来です。

岩瀬: 大阪の中学生の修学旅行はどこへ?

西田: 長野ですね。

岩瀬: ディズニーランドじゃないんだ。

西田: はい。

岩瀬: 西田さんは、ツイッター界でいちばん有名な中学生だと思いますが、面白い経験とか、ハプニングとかありますか?

西田: 今年(2010年)の3月の終わり頃、孫正義さんにフォローしてくださいってツィートしました。でも、次の日になっても反応がなかったんです。そうしたら、まわりの人が、こうしたらいいんじゃないの? という応援メッセージをくれたんですね。

 そのなかに、「孫さんにフォローされている山下潤さんにお願いしてみたら?」というメッセージがあったので、コンタクトしてみました。それで、山下さんから「君の強みは何?」というような問いかけをもらったりして、やりとりをしているうちに、孫さんからフォローをいただきました。

岩瀬: 山下さんって、どういう方ですか?

西田: コーチングをされている方です。

岩瀬: 阪大の大竹文雄先生や、政策研究大学院大学の安田洋祐先生ともツイッター上で知り合ったそうですね。

西田: はい。

岩瀬: いまフォロワーはどれくらいですか?

西田: 8400人くらいです。

岩瀬: 多い方ですね。ちなみに僕は1万人くらいいますので、いちおう勝ちましたね(笑)。

 ここで、少し生い立ちを。

西田: 生い立ちですか(笑)。

きっかけは『ひみつシリーズ』
岩瀬: なぜ、経済に興味を持つようになったのか? また西田さんは海外の経済関係のサイトや論文を英語で読みこなしていますが、なぜ、難しい英語の論文がどんどん読めるのか? そのあたりのことを話してください。

西田: 小学1年生の時に、叔父さんから学研の『ひみつシリーズ』(学研まんがひみつシリーズ)を入学祝いにもらったんです。それがすごく面白かったんですね・・・ええと、この話は、経済学に興味をもつよりも、ずっと以前の話ですけど、(このまま話続けても)いいですか?

岩瀬: どうぞ、どうぞ。

西田: その後も、親にねだって『ひみつシリーズ』をいっぱい買ってもらいました。それで、知識がついて、他のことにも興味がわくようになったんです。中学生になるまでは、毎年のように興味の対象が変わりました。だから、いろんなジャンルの本を読みました。

岩瀬: ほう、たとえば?

西田: 小学2年生のときには『ズッコケ三人組』シリーズを全部読破して、3年生は、学校の図書室にあった憲法の本とかを読みました。

岩瀬: 「けんぽう」って日本国憲法? 少林寺拳法じゃなくて?(笑)。

西田: はい。憲法です。日本国憲法を解説した薄い本でしたけど。

岩瀬: 小学3年生で面白いと思った?

西田: そのときは、裁判官になりたいなと思いました。その本では、国が困っている人を助けていないというようなことが書かれていたんです。生存権を侵害しているみたいなことが書いてあったものですから。これは許せないなと。だから裁判官になりたいと思ったんです。

岩瀬: ほう。

西田: 3年生では、手塚治虫のマンガもよく読みました。『ブラック・ジャック』とか『鉄腕アトム』とかを読みました。4年生になってからは、福岡県に引っ越したんですが、県内で一番大きな図書館が近所にありましたので、そこの子ども向けコーナーで、哲学とか子ども向けに書かれた本を読みました。

 ユングとフロイトの心理学とか、社会保障についてとか、行政の仕組みとか、いろいろ読んでましたね。

岩瀬: 5年、6年は?

西田: 5年生は世界地理の本を読んで、6年生になってから英語をはじめたんです。母に言われて英語の塾に通いました。

6年生で出会った一冊の経済書!

岩瀬: 小学校の英語って、Hello とかThis is a pen みたいなものでしょ。でも、西田さんが読んでいるのは、難しい大人が読む英語の本ですよね?

西田: そこは英検の取得に特化してる塾だったんです。1年間で英検準2級までいきました。小学6年生の1月のときに、ポッドキャストの新刊ラジオで、ティム・ハーフォードが書いた『人は意外に合理的』(武田ランダムハウスジャパン)の存在を知り、大阪の豊中市に引っ越してから、それを読みまして、経済に興味を持つようになりました。

岩瀬: お父さんやお母さんは、学校の先生とか・・・。

西田: いえ、ちがいます。

岩瀬: サラリーマンですか。

西田: はい。

岩瀬: でも、いっぱい本を買ってくれたから良かったんでしょうね。ここのところは、みなさん興味があると思うんです。どうしたら西田さんみたいな子どもに育つのかと(笑)。

西田: たしかに本を買ってくれたのが良かったでしょう。なかでも、いちばんの切っ掛けは、小学校1年のときの『ひみつシリーズ』だと思います。あれがあったから興味が広がらなかったし、あれがなかったら、いまの自分はなかっただろうなと。

岩瀬: ツイッターをはじめたのは、中学1年からですか?

西田: はい、中1の12月からです。その後にブログもです(中2の4月から)。

岩瀬: 学校ではどういう感じなんですか? 部活は?

西田: 理科部です。

岩瀬: 成績は学年トップ?

西田: ぜんぜんです(笑)。

岩瀬: 頭が良さそうだから、なんでもできそうに思うんですけれど。

西田: 英語も、教科書をぜんぜん勉強していないんで、(テストでは)単純なミスを何個かしてしまう。

岩瀬: 学年順位は?

西田: 順位は出ないので、よくわからないです。だいたい学年全体で300人生徒がいて、30位か40位か、それくらいですね。

岩瀬: あんまり学校の勉強はしないんですか。

西田: テスト前以外は、日に1時間勉強するかしないかです。

岩瀬: (一緒に上京した友人の男子に声をかける)ちょっと聞きたいんですけど。西田さんは、学校ではどういうキャラクターですか? そもそも、東京で取材を受けるような人になっていることを、みんなは知っているんですか?

友人: だいたいの人が知っています。クラスでは、ちょっと変わった人(笑)。賢いから勉強ベッタリと思われてるところもあるけれど、いつもは変な人です。

仲間が見つかるツィッターの魅力!

岩瀬: ツイッターをはじめての驚きや発見は?

西田: う~ん(深く考えて)。自分と同じ興味をもっている人がたくさんいるんだなあと。

岩瀬: そこがツィッターのいい点ですよね。昔なら西田さんのように経済に興味をもった中学生がいても、同級生に同じ趣味の人はなかなかいなかったでしょう(笑)。それがツィッターでは年齢を超えて同好の士が見つかるから、議論の相手もいるし、どんどん知見が広がっていく。

 ツィッターによって学校とは違う大人の人とのやりとりが急に増えたでしょう?西田さんは大人の「いなし方」が上手ですよね。相手は中学生だからと失礼なからみ方をする人もいるでしょう。そういう人とは、どういう気持ちで接しているんですか?

西田: (からむ人は)いますね。まあ、また来たなあと。

岩瀬: しようがないなと(笑)。適当にあしらうわけですか。

西田: そうです。

岩瀬: インターネットに触れ出したのは?

西田: 5歳くらいからインターネットをやってました。週に1回するかしないかでしたけれど。

岩瀬: 5歳!? 5歳で漢字読めた?

西田: ちょっとだけ。5歳のときは、子ども向けのゲームコーナーで遊ぶ程度ですから。

岩瀬: ウィキペディアを読んでたわけじゃないんだ。

西田: インターネットで毎日ニュースをチェックしたり、ネットサーフィンするようになったのは、小学6年生になってからですね。

岩瀬: 経済学は、どこに惹かれたんですか。

西田: 日常の出来事を、すごく論理的に説明してくれるところです。

岩瀬: ブログでは海外の文献翻訳とか、いろいろやってますね。カテゴリーは?

西田: 日常の身近な事柄の経済学、社会問題の経済学、海外の経済学者のブログ記事の紹介、翻訳です(この他にも、「中学の教科書にツッコむシリーズ」や「夏休みの宿題」というコンテンツもあり)。

岩瀬: 海外の経済学者のブログを読んでいるのですか?

西田: はい、けっこう読んでいます。RSSに登録しているのは4つくらいですけど。タイトルで気になるのは、読みますね。

岩瀬: するっと読める?

西田: いやあ、それはないです。分からない単語は、ウェブの英訳辞書で調べながらです。

 

「内申書制度はなくなって欲しい」!

岩瀬: 西田さんのブログで面白いと思ったのは、身近な問題を経済学で説明するところなんです。最近のものでは、「なんで学校のトイレは汚いのか」と書いていましたね。「こんにゃくゼリーの規制はおかしいんじゃないか」ってのも話題になりました。

 僕らも政治だとか社会で起こっていることで、いろいろ思うところがあるわけですけれど、西田さんが、いまいちばん日本社会に感じていることは何ですか?



西田: (じっと考える)いちばんは教育になるでしょうか。(また考える)あんまり論理的ではありませんけれど、個人の感情としては内申制度をはやくなくして欲しいなと思います(笑)。

岩瀬: 先生たちに気をつかったり、自分の行動が制約されているなと思ったりすることがありますか。

西田: ありますね。

岩瀬: たとえば? この『現代ビジネス』は、学校の先生たちはあまり読まないだろうから大丈夫ですよ。

西田: いろいろやると、態度点を下げられちゃう。

岩瀬: 態度点が低いのですか。

西田: 1学期は良かったけど、2学期はもう・・・。あれは、社会のプリント販売が効いたのかなあ。

岩瀬: たしか、期末試験対策用のプリントを作って売ろうとしたんでしたね。1枚いくらで?

西田: 教科書の穴埋めプリントを作ったんですが、売るところまでいかなかったので(笑)。

岩瀬: (再び友人に)欲しかった?

友人: はい(笑)。

岩瀬: いくらなら買いましたか?

友人: 200円くらい。

GkEcの起業家魂!

岩瀬: 学校とはどういうやりとりがありましたか。

西田: すごく怒られましたね。担任の先生に、「学校では商売しちゃいけないのは常識だ」と。

岩瀬: そんな常識はおかしいですよね。なんと答えたんですか。

西田: 日本は資本主義社会だからいいはずですって。

岩瀬: (爆笑)。先生はなんて言ってました?

西田: 「学校は公共のものだから」と。そんな言葉でした。今回のプリント販売自体にはいろいろ問題はあったと思いますが、学校で商売をしちゃいけないということに疑問を感じているのは、ずっと変わらないですね。

岩瀬: 反省している部分もある?

西田: はいそうです。今度は、もうちょっと詰めてからやります。

岩瀬: (爆笑)。そういうところが面白い。起業家マインドを持ってるんですよね。たとえば、ウォーレン・バフェット(アメリカの著名な投資家)は、子どもの頃に6本25セントで購入したコーラを1本5セントで売ったりしてた。ビジネスに成功している人には、子どもの頃に小さな商売をはじめていたという事例がけっこうあるんです。

 僕の反抗期は、西田さんみたいに落ち着いていなくて、もっと悶々としていまして、先生全員に嫌われていました。「岩瀬はぜったいにうちのクラスに入れたくない」って言われていたくらいです。

西田: (ニコニコ笑って話を聞いている)

岩瀬: (友人に)社会科のプリントの件を、まわりのみんなはどう感じましたか?

西田: う~ん、まわりがどう思っていたかはわかりません。僕のお母さんは、「別に売ってもいいんじゃないか」って言ってましたけど・・・。

岩瀬: 西田さんは、視点が普通の中学生よりも大人の視点に近づいているんでしょうね。西田さんの目から見て、学校でおかしいなと思う部分が他にありますか?

西田: そうですね(ゆっくり考える)。基本的に日本の教育っていいシステムだなと思ってますので、あまり批判はしないんですが・・・。

岩瀬: どんな部分がいいと?

西田: 「知識をため込まないと、考える力はつかない」みたいなところです。


コスプレで歴史を学ぶイギリスの小学校!

岩瀬: なるほど。このあいだ、お嬢さんがイギリスで教育を受けたという方から聞いたんですが、歴史教育がぜんぜんちがうんですね。日本は「1192ツクロウ鎌倉幕府」みたいな暗記してますけれど、そのお嬢さんがイギリスで受けた歴史では、こんな宿題が出たそうです。

「中世の村の歴史を知るには、どれが最良の資料となるでしょう」という問いで、これを理由と共に述べよという宿題です。
資料は3つ。
1:村の女の子の日記 
2:教会が付けている土地の記録 
3:議会の文書 です。

西田: へえ。

岩瀬: 僕は小学生までイギリスで生活していたんです。やはり歴史の授業では、清教徒革命を学ぶときなどは、まず有名な歴史上のあるシーンを描いた画を写生して、次に各自が扮装して、その(現場となった)お城に行ったりしました。国王側は貴族っぽい格好をして、オリバー・クロムウェル派は、地味な格好です。

 そんなコスプレをして実際に戦場を訪ねるんです。歴史の大きな流れを肌で感じさせるわけですね。日本とはとてもちがいます。もちろん基礎的な知識は必要だと僕も思います。結局はバランスなんでしょう。

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