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「身体能力」「運動神経」はここまで遺伝する

2011年02月25日(金) 週刊現代
 
人間は誰しも両親からそれぞれ50%ずつ、遺伝子を受け継ぐ。では、親からのギフトである遺伝子が優れていれば、生まれながらに優位に立てるのか。
  この特集を読み終えた時、あなたは「人間は平等だ」と言い切ることができるだろうか。

4.「身体能力・運動神経」はここまで遺伝する
一流スポーツ選手は「血」で決まる!?

 運動能力は遺伝するのか。それを考える上で実に興味深い話がある。語るのは作家の黒木亮氏だ。
「自分が血のつながる両親だと思っていた二人が養父母だと知ったのは、大学に入学するときでした」
 当然、それまでの黒木氏には、実の父親に会った記憶はない。それなのに、親子の間には偶然とは思えない経歴の一致があった。
「社会人になってから知ったのですが、実父が学生時代に、箱根駅伝に出場していたんです。
 僕も早稲田大学競走部の一員として2度、父親もかつて明治大学の選手として箱根路を走っていた。その事実を知ったときは、やっぱりなと妙に納得しました」
 中学時代から陸上部に所属していた黒木氏は、北海道大会で入賞するなど長距離走を得意としていた。実の父は箱根駅伝出場だけでなく、終戦直後のマラソン世界選手権で4位に入賞していたことも判明した。
 まったく違う環境を生きた親子が、同じ競技を選ぶ。黒木氏は「これが遺伝ということなんでしょうね」と語った。
遺伝子にオリンピック症候群
 
 運動能力が世代を超えて伝わる例は少なくない。たとえばレッドソックス松坂大輔投手の祖父は、手投げ弾の遠投日本記録保持者だった。
 東京大学大学院総合文化研究科の石井直方教授は言う。
「私の知る限り、スポーツマンとしての優秀な資質を遺伝的に受け継いでいると思われる典型は、ハンマー投げの室伏親子ですね」
「アジアの鉄人」の異名をとった日本ハンマー投げ界の第一人者であった父・室伏重信氏と、元やり投げルーマニア代表の母、セラフィナ・モリッツさんの間に生まれた広治選手は、'04年アテネ五輪で金メダルを獲得。現在も第一線で活躍する。娘の由佳選手も、ハンマー投げと円盤投げの日本記録保持者だ。
 石井氏が続ける。
「2人の兄妹がトップレベルの選手になった背景には、もちろん名選手だった父親から指導を受けられるという環境の良さもあるでしょう。
 しかし、いくら環境が整っていたとしても、兄妹そろってこれだけの選手に成長するのに、遺伝的特質がかかわっていないわけがありません」
 そもそも遺伝による進化とは、環境に適応して効率よく生活するため、生物が淘汰と変化を繰り返すことを意味する。
 運動能力について言えば、脚が速かったり、ものを遠くへ投げたりする能力は、今の人間が生きていく上では、さほど必要な能力ではない。
 
「一般の人にはおよそ必要のない高度な運動能力を持つスポーツ選手というのは、バランスが重視される人間の進化からは大きく外れた領域に位置している、極端な人たちなんです。選ばれた人と言ってもいいかもしれない」(前出・石井氏)
 実際、選ばれた証ともいえる、運動能力を司る遺伝子が引き起こす「症状」の一つに、「オリンピック症候群」がある。
 何代にもわたってスキーの長距離選手だったという家系の選手の遺伝子を調べるうち、エリスロポエチンという赤血球を作る遺伝子に異常が見つかったのだ。
 この異常があると、何もしなくても赤血球が増加してしまう。そのため人より多くの酸素を吸収し、高地トレーニングや血液ドーピングをしているのと同じくらい、肉体が活性化されるのである。これはアスリートにとっては大きなアドバンテージとなる遺伝特性だろう。
 ただ「オリンピック症候群」は、その名のとおり病気でもある。酸素を吸収しすぎた血はどろどろになり、脳梗塞や血栓の原因にもなりかねない。高い身体能力と引き換えの「爆弾」でもあるのだ。
 このようにトップアスリートの家系にだけ、突出して受け継がれる遺伝というものがある。室伏選手同様、トップアスリートを両親に持つ少年は、どのような遺伝的影響を受けて育ったのだろうか。
「体操選手に必要な瞬発力が直也にはあった。体型的にも、僕や妻に似て手が長い。手が長く胴が短いというのは、体操選手に向いている体つきなんです」
 アテネ五輪男子体操金メダリスト・塚原直也選手の子供時代を、そう回想するのは、父親で塚原体操センター校長の塚原光男氏だ。
 光男氏は、現役時代に3回のオリンピックに出場し、5つの金メダルを獲得した名選手。母親の千恵子さんも元日本女子体操代表という、絵に描いたようなアスリート夫婦だ。二人の血を受け継いだ直也選手が、体操選手にふさわしい体つきを持って生まれてきたことは、当然の帰結と言える。光男氏がその才能に驚かされたのは、直也選手が小学校1年生のときだ。
「何の練習もしてないのに、自分の背丈より高い跳び箱を軽々と跳んだのを見て、こいつは本当に体操に向いているんじゃないかと思いましたよ」
 しかし直也選手が本格的に体操をはじめたのは、小学校5年のとき。体操でトップを目指すには小学2~3年から始めるのが常識で、直也選手はそうしたハンディを補うため猛練習を繰り返した。
 そんな息子を父は環境面を整えることでバックアップする。
直也には最初から五輪で金メダルを取りたいという目標があったが、当時の日本の体操レベルは中国や旧ソ連に及ばなかった。だから、僕が彼を教えてもダメだと思い、中国やソ連からコーチを招いて世界のトップクラスの体操を学ばせることにしたんです」
 父と母からもらった骨格と筋肉を鍛え、33歳となった今も、直也選手は現役を続けている。
 
持久力の遺伝子を持っている
 
 支えあう兄弟ではなく、同時代のライバルとして、世界一を争った一卵性双生児がいる。ノルディック複合の荻原健司、次晴の荻原兄弟だ。
 日本人離れした持久力を生かし、世界の強豪に交じって見事にメダルを獲得した荻原兄弟。その強さの秘密は、やはり「遺伝」にあるようだ。
 選手時代、血液の成分を調べたところ、兄弟揃って酸素を蓄える数値が異常に高かったという。
「生まれ育ったのが標高1200mの山岳地帯でしたから、自然に酸素摂取能力が高くなったのかもしれません。持久力もついたんでしょう。スタミナに関しては、遺伝していても驚かないですね。
 
実は僕たちは、健司と僕の双子を含めて5人姉弟なのですが、姉たちもスキーのクロスカントリーが得意で、長女と三女は全国中学生スキー大会で1位になるなど、みんな長い距離に強いんです」(荻原次晴氏)
 荻原兄弟の父親はスキーの元レーサーで、母親は特別なスポーツをしたことはないという。夫婦での登山が趣味だが、特に父はヒマラヤの8000m級の山を平気で登っていたというのだから、只者ではない。
 元日本人類遺伝学会理事長である中込弥男氏の話は、荻原姉弟の能力の秘密を解き明かす。
「8000m級の山に無酸素で登頂できる人は、ほぼ必ず、『持久力の遺伝子』といわれるアンジオテンシン変換酵素(通称ACE)という遺伝子を持っているんです。
 この『持久力の遺伝子』があれば、持久力は鍛えれば鍛えるだけ上がっていくものです。しかし、この遺伝子を持っていない人は運動しても持久力は上がりません」
 荻原兄弟がこの遺伝子を持っていることはほぼ確実だろう。
 ちなみに一卵性双生児である荻原兄弟は、性格もそっくりだ。
「2人ともせっかちで几帳面。短い時間で深く集中できるというところも一緒です。健司も僕も世界で活躍していた頃は、スタート前など、人の話し声も聞こえなくなるほど集中してしまう。僕らは切り替えが早いので、大きな大会の前日でも、ちゃんと眠ることができた」(次晴氏)
 こうしたエピソードは、一卵性双生児にはよく見られる。別々の家庭で育った一卵性双生児が、何十年後かに初めて会ったとき、まったく同じ趣味を持っていたというケースが非常に多いのだ。
 前出の中込氏が語る。
「30歳になって初めて会った一卵性双生児の女性は、どちらもハデ好きで指輪をたくさんしていたとか、男性の場合は2人とも自分の子供に同じ名前をつけていたといったケースが報告されています」
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