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格安航空会社
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%BC%E5%AE%89%E8%88%AA%E7%A9%BA%E4%BC%9A%E7%A4%BE

ZAK×SPA!週刊SPA! 10月22日(金)14時0分配信

★記者が実践14万8298円で世界一周できた!

 ANAも参入を表明するなど、世界中の航空業界で広がるLCC(格安航空会社)の値下げ競争。日本からもアジア各国への格安旅行が可能になってきたわけだが、世界各地ではすでにLCCが多数就航している。

「それらを組み合わせれば、世界一周が15万円以内でできるんですよ!」なんてことを口走っていたのが、事の発端だった。

 編集部から「じゃあ、行ってきて」と言われ、急に世界を一周するハメに……。

 LCCの狭い席で長距離移動すれば、体重110kgの僕のボディが悲鳴を上げ、エコノミー症候群になりかねない。過酷な旅になることは間違いなかった。

 だが、それよりも本当に15万円以内でできるのか? そんな不安で迷っている暇もなく、早速、旅行ルートを調べてみることに。

 日本からは上海をはじめ、韓国や台湾、マニア、シンガポールなどにLCCが就航している。

 格安チケットは空席率などによって料金が変動。少しでも安く旅をするには、早めに予約しておかなければならない。何より無事に日本へ帰国するため、出発前にチケットを予約することにした。

 そして、世界5都市を回る総移動距離3万924kmにわたる世界一周旅行の全ルートが決定。チケット代は、なんと合計14万8298円也!

 時間に余裕があれば、約11万円でも可能。こんな格安で世界一周ができるとは正直、驚きだ。


格安航空なのにシートは革張り! 驚くコスト削減効果とは!

まずは、時期的に最安値だったセブ・パシフィック航空で関西空港~マニラへ。帰国までのチケットを確保し、余裕をかましていたら、いきなりハプニングが発生!

 関空で出国手続き後、事もあろうに搭乗券を落としてしまったのだ。LCCでは再発券には手数料が発生したり、再びチケット代を払うケースもある。だが、航空会社のスタッフに尋ねると、「搭乗券を再発券しておくので搭乗ゲートに行ってください」とあっさりOK。

 LCCは、チェックインなどの業務を別会社に委託しているケースが多いが、その割にはたらい回しにされず、即対応してくれた。ありがとう、セブ航空!

 それにしても座席の幅も前席との間隔も狭い! シートは革張りだが、これは布製に比べて掃除の手間がかからず、コスト削減が目的。高級感を出すためではない。

 機内では、LCC初体験の中年男性が「狭すぎるだろ!」とキレつつ、「まあ、安かったから仕方ないか」と自分に言い聞かせていた。

 確かに、1km/約6円で移動できるのだから、我慢するしかない。

 また、大手エアラインの国際線にはある液晶モニターなど搭載されているはずもなく、イヤホンを差し込む穴もない。あるのはエチケット袋と機内誌というか、日本語で書かれたメニュー表だ。

 早速、有料の機内食&ドリンクの機内販売が始まった。日本人はCAに声をかけずに、そのままスルー。注文するのはフィリピン人ばかりだ。有料の機内食には抵抗があるらしく、搭乗前に食料を買って持ち込む日本人が多かった。

 隣に座る日本人男性も、「なんかもったいないよ。料金も円じゃないから」とのこと。確かに、料金表示はフィリピン・ペソだが、実際は日本円でもパンが買えた。

入国係官に「お前はヤクザか?ブラックリストに載っている」

日本を出て約4時間、狭いシートに耐えながらマニラに到着。だが、ここでも再びトラブルが発生。

 入国係官に「お前はヤクザか? ブラックリストに載っているから入国できない」と言われてしまったのだ。初フィリピンなのに……。

 実は、フィリピンでは日本人が入国拒否されるケースがあり、「入国させてやるからカネを払え」といった被害例もあるほど。だが、僕はこれでも元バックパッカーのはしくれ。この手のトラブルは何度か経験しており、激しく抗議すると「OK! ノープロブレム!!」と言って、スタンプを押してくれた。こうして波乱の初日が終わり、すでに疲労困憊だった。

 翌朝、その疲れからつい寝過ごしてしまい、バスに乗り遅れてしまった。この日搭乗するシンガポール行きの便は、マニラから約100km離れたクラーク空港。慌ててタクシーを拾い、91年に噴火したピナトゥボ山を横目に見ながら、爆走。なんとか出発前にクラーク空港に到着することができた。

 ここにはかつて巨大な米軍基地があり、撤退後はフィリピンの経済特区として発展。そして、有名なのがアンヘルス、またの名を「天使の街」と世界中の男たちから呼ばれる風俗街だ。

 そんな天使たちと戯れる時間もなく、出発ロビーへ。さすがLCC各社が利用する空港だけあって、待合室は冷房が動いておらず、かなり暑い。ローカル臭が漂い、とても国際空港とは思えない。航空会社によっては「マニラ(クラーク)」と表記されているため、フィリピンの首都をイメージして空港に降り立った人は、この牧歌的な場所に戸惑うことだろう。

 そんな周囲の自然を眺めながら、滑走路を歩いて搭乗。この日利用したタイガーエアウェイズはシンガポール系のLCC。エアアジア、ジェットスター航空と並ぶアジア三大LCCの一つにも数えられている。機体には虎が描かれており、もし関空へ就航したら、阪神ファンはみな喜んで利用しそうだ。


「美人しか採用されない」との噂も…CAのレベル高い!?

ここで気づいたのだが、搭乗しているCAはみなレベルが高い。先のセブ航空にしろ、この後乗ったエアアジアもCAは若く、美人揃いなのだ。そのため、「美人しか採用されない」との噂が流れ、東南アジア各国の女性たちが憧れる職業になっているのだとか。

 さて、機内はというと、セブ航空よりもシート幅や前席との間隔が若干広く感じる。今回利用したLCCでは、唯一布製シートだったが、大手航空会社ならあるはずの座席のヘッドカバーはない。

 機内食やドリンクは、もちろん有料。だが、昼のフライトということもあるのか、お金を払って食事をする人は意外に多かった。

 ちなみに、僕が食べたカレーは8シンガポールドル(=約500円)。ソフトドリンクは、1缶3シンガポールドル(=約188円)と少し割高に感じるのはチケット代の安さのせいか。

有料の機内食、狭い機内にはカップ麺160円の匂いが充満…

約4時間半のフライトで、シンガポールのチャンギ国際空港に到着。設備面など空港ターミナルとしては世界有数の優れた空港だが、タイガーエアウェイズが利用するのは、LCC専用のバジェットターミナル。同じ空港でも大手エアラインが使うターミナルと違い、外観も内装も、全体的に簡素だ。

 2日目の夜は、シンガポールで一泊。だが、僕が訪れた時期にF1が開催されていて、市内の宿泊施設はどこも満室だったのだ。

 結局、日が暮れても宿は見つからず、諦めて空港で夜を明かすことに。さすがに、LCC専用ターミナルではない、大手エアライン用に移動したが、35歳にして空港で寝泊まりすることになるとは……。おかげでほとんど眠れず、出発3日目を迎えることになった。

 この日は隣国マレーシアのクアラルンプールへの移動だが、フライト時間はたったの50分。これは、疲れたカラダにはありがたい。

 同区間は距離の短さもそうだが、運賃が世界で最も安いことで有名。基本料金の最低額がなんと8シンガポールドル(=約500円)なのである。むしろ、空港税や燃油サーチャージなど運賃以外に付加される金額のほうが高いのだ。

 就航しているのはアジア最大手のマレーシア系LCCのエアアジア。だが、シンガポールのチャンギ国際空港ではどういうわけか、LCC用のバジェットではないターミナルを利用していた。

 チェックイン時、唯一の荷物であるリュックが重さ9kgと重量オーバー。大手エアラインなら20kgが上限だが、LCCは機内への持ち込み荷物の上限が厳しく制限されていて、エアアジアは7kg。しかも、重量オーバーした荷物を預けるには追加料金が発生してしまう。

 それを知っていたので、かなりコンパクトに荷物をまとめたつもりだったが、15シンガポールドル(=約940円)の追加料金を取られてしまった。

「予約時にオプションで“荷物を預ける”にすれば、より安く済んだのに」(エアアジアの女性職員)

 とはいえ、追加料金を払っても安い。50分のフライト時間では機内食やドリンクを注文する乗客も少なく、どこで採算を合わせているのか、要らぬ心配をしてしまう。

 さて、マレーシアのクアラルンプールには深夜に到着。エアアジア専用のターミナルは、夜中とは思えないほど利用客が多かった。朝早く飛ぶ便も多く、空港に寝泊まりする人も珍しくない。

 乗り継ぎの関係で、市内のチャイナタウンにある1泊1500円の安宿に2泊。そして、今回の世界一周旅行で最長時間(約14時間)となるロンドン行きに搭乗した。

 飛行機は、エアアジアのグループ会社で中長距離路線専門のエアアジアX。長距離用とあって座席にヘッドレストがあり、有料の機内食とは別に、音楽&映画観賞用にポータブル式の液晶モニターも有料でレンタルしていた。

 また、座席もほかのLCCに比べて広い。ただ、長距離ながら、茨城空港に就航した中国の春秋航空が行う機内体操などはなかった。

 ちなみに、人気メニューはカップ麺(約160円)。到着までに何度も食べていた乗客もいたほどで、狭い機内に充満するいい匂いが食欲をそそる。僕もつい2度も注文してしまった……。


アイスにコーヒーも…LCCなのに機内食の無料サービス付き!

ロンドンでは、有名なヒースロー空港ではなく、市内から50km北にあるスタンステッド空港に着陸。ここでも、乗り継ぎの関係で2泊し、開催していた欧州チャンピオンズリーグのチェルシー戦を観戦。ようやく観光らしいことができた。

 そして、カナダのカルガリーへ出発。これまた、ヒースロー空港ではなく、ロンドンから南へ50kmに位置するガトウィック空港だ。

 イギリスの大手LCCのトーマス・クック航空に搭乗予定だったのだが、定刻から2時間以上も遅れた。LCCには「欠航や遅延が多い」というイメージがあるのだが、この旅唯一の遅延。発展途上国のナショナルエアラインに比べれば、全然マシと言えるだろう。

 同便は、ロンドン離陸時こそ空席だらけだったが、経由地のスコットランドのグラスゴーで満席に。しかも、狭いシートなのに僕以上に大柄な欧米人に囲まれてしまい、息苦しい。耐えられなくなった乗客のなかには、デッキ付近でずっと立っている者もいた。

 そんな窮屈な機内だったが、なんと2度の機内食、さらにビスケットとアイスクリームが無料サービス。ミネラルウォーターのボトルも1本用意され、食事時にコーヒーや紅茶もタダで飲むことができた。僕のような体格の人間には過酷な機内だが、この料金で食事が無料なら、かなりオススメだ。

 ようやくロッキー山脈の麓に位置するカルガリーに到着。さ、寒い……。観光する気力も時間もなく、寝て起きて再び空港へ。ここまで来ると早く日本に帰りたい。

 成田までは、フラッグキャリアのエアカナダを利用。カルガリー到着までの合計金額よりも高い料金なだけに、フライトは快適。普通の機内サービスがビジネスクラスに感じられる。実は、太平洋横断間にはLCCが未就航。09年に日米オープンスカイ協定が締結し、今後の参入が期待されている。

 最後に、ANAマイルを貯められ、無事に成田空港へ帰国。かろうじてエコノミー症候群にはならなかったが、過酷な旅に体調を崩したのは言うまでもない。

 でも、この安さは魅力。LCC時代突入で、世界一周がさらに安くなることを期待したい。

英語力が必要も意外と簡単…格安航空チケットは購入方法は?

LCCの格安チケットは旅行代理店では扱っていないので、各航空会社の公式サイト(英語版)からの自力購入が必要。ただ、日本のエアラインサイトと入力する情報などは似ており、意外と簡単。空席率や時期でチケット代が変動するシステムを採用しているので、時間に余裕を持って購入すると、激安なチケットを手に入れられることも。

世界のどんな場所も…LCCなら6大陸制覇30万円以下!?

LCCの航空チケットは片道単位のバラ売りが基本。そのため、複数のチケットを組み合わせれば、格安で世界一周も可能だ。さらに、うまく利用すれば南極を除く世界6大陸を格安で制覇することもできる。

 まずオーストラリア大陸へはジェットスター航空を使えば、日本からでも格安で行けるが、ほかの大陸には、やはりマレーシアのクアラルンプール起点となる。LCCのエアアジアがアジア各地はもとより、ロンドン線を就航させているのは、本文で触れたとおりだ。

 次に、アフリカ大陸に行くにはクアラルンプールからインド各都市へ移動。ここから中東のLCCであるエア・アラビアがUAE経由でアフリカ各地の路線を充実させている。

 一方で、少し行きづらいのが南米大陸。欧州からのLCC路線はイタリアのミラノ、ローマからブラジルのフォルタレザを結ぶ路線のみ。となると、やはりロンドンから一度北米大陸を経由して南米入りするのがベターだ。

 米国フロリダ州のフォートローダーデール空港からペルーのリマ、オーランド空港からコロンビアのボゴタに就航している。

 このボゴタと先に挙げたブラジルのフォルタレザからは南米系LCCが飛んでいて、ブラジルやアルゼンチン、チリの各都市に行けるのだ。

 日本への帰国便は北米からが安く、現地旅行代理店で購入すれば5万~6万円台のチケットもある。

 このルートで探せば、世界6大陸を回っても30万円以下で回ることも十分可能。LCCを駆使すれば、世界のどんな場所であろうと格安で行けるのである。

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クラウドコンピューティング
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0

「ホテル総合クラウドサービス」の利用シーン映像
http://www.nec.co.jp/ad/onlinetv/ja/cloud/hotel_all_h.html  

 フロントでチェックインを済ませ、部屋に向かう。部屋に入ると冷房に弱い私は、まず空調の温度をチェック。私の好みの温度や照明に予め設定されていることに思わず笑みが浮かぶ。ベッドサイドの電話機に目を向けると、ウェルカムメッセージとともに、ホテルからの案内が表示されている。「○○様 本日は地下のフレンチレストランに、ブルゴーニュのワインをご用意して、ご来店をお待ちしております」。私の大好きな銘柄だ!早速予約しよう。

 壁際の薄型ディスプレイには、いろいろなプログラムメニューが表示されている。ホテルの館内や施設紹介、レストランのおすすめメニュー、さらに約款までディスプレイで見られる。なるほど。部屋がすっきりしていると感じたのは、分厚い施設案内やいろいろなパンフレットが見当たらないせいだ。

 シャワーを浴びた後、電話でバスタオルの追加を頼むと、待つことなくドアがノックされた。その対応の早さには、驚くばかりだ。地下のフレンチレストランに行く途中、大きなディスプレイの前を通ると、突然映像が変わった。画面には海洋深層水を使用したタラソテラピー施設が紹介されている。この年齢になると、リラクゼーションはかなり気になるキーワード。チェックアウト前にでも、ちょっと体験してみようかな。

 このホテルで私がいちばん気に入ったのが、チェックアウトのシステムだ。フロントまで足を運ぶことなく、部屋にいながら電話機のパネルをタッチするだけで、チェックアウトが完了。これなら朝方の混み合うフロントで時間を気にしながら、イライラすることもない。「次に来る時も、このホテルで決まり!」。私は心のなかでつぶやいた。

NEC流通・サービス・交通営業本部
サービス第一営業本部長
阪本 恭教

 NECは、大規模ホテルからビジネスホテルまで、30年以上にわたってホテル業務システムを提供してきた。こうした長年の実績をベースに、ホテルの基幹業務システムと先進のデジタルサイネージ、IP電話システムなどを連携させたソリューションを、クラウドサービスによっていち早く提供していくという。この「ホテル総合クラウドサービス」で中核となるのが、ホテルの基幹業務システムとして日本で数多くの導入実績を誇る「NEHOPS(ネホップス)」である。

 「『NEHOPS』は、宿泊システム、顧客システム、宴会やレストランシステムはもちろんのこと、購買や会計、人事給与システムなど、シームレスに連携しながら、ホテル業務を総合的に支援します。この『NEHOPS』をクラウドサービスによって提供することでコストを抑え、スピーディな導入が可能となり、さらに経営情報のリアルタイムな把握も可能になります」と、NEC サービス第一営業本部の阪本恭教本部長は語る。

 クラウド活用は、ハードウエア導入やシステム構築、運用などのコストの大幅な削減と同時に、ITシステム運用における管理業務の負荷低減も図ることができる。人やコストなどのリソースが限られているホテルにとって、クラウド活用は大きな魅力となるはずだ。これまでコストの面から導入が困難であった中小規模のホテルでも、クラウド活用なら必要な機能を必要に応じて選択することにより、先進の業務システムが無理なく導入できるようになる。

 「システム変更やバージョンアップ、グローバルなネットワーク環境への対応など、お客さまの手を煩わせることなくNECがトータルにサポートし、運用管理の負担を大幅に低減いたします。クラウド活用により5年間でIT導入・運用コストを約30%削減という試算結果も出ています」と、阪本本部長は語る。

 NEC自身が、グループ14万人を支える基幹システムにおいてクラウド活用を実践し、セキュリティや情報保護など、安心・安全なクラウド活用環境を実証していることも、ユーザーにとっては、大きな安心材料といえるだろう。

「ホテル総合クラウドサービス」によって、導入ホテルの業務やサービスはどう変わるのか。第一は、顧客情報などの有効活用である。宿泊やレストラン、宴会など、これまで各部門で個別にシステム管理されていた顧客の履歴データを効率よく連携することで、禁煙や喫煙、客室タイプ、空調温度や照明、好みのフードやドリンクなど、ゲスト一人ひとりの嗜好に合わせたきめ細やかなサービスが実現できる。

 また、コンシェルジェやベルボーイ、ハウスキーパー、レストランのスタッフなどが、無線LANを利用したモバイル端末を携帯することで、フロントを介さずにゲストのリクエストにすばやく対応できる。タオルなどの備品の追加やリネンの交換、各種ルームサービスなど、ゲストを待たせないスピーディな対応によって、ホテルに対する満足度がいちだんと高まる。

 「ホテル総合クラウドサービス」の第二の特長は、先進のIP電話やデジタルサイネージとの連携だ。クラウド上のサーバにあるゲストのプロフィールや利用履歴などの情報を基に、一人ひとりの嗜好によりマッチしたおもてなしが可能になる。たとえばIP電話のディスプレイ上に個々のゲストにふさわしいメッセージや施設ガイドなどを表示したり、デジタルサイネージによってゲストやTPOに合わせたインフォメーションを提供することで、「個客サービス」の向上につながる。またホテル館内での飲食や施設利用を促進することで、売上向上にも寄与できる。

 ホテル全体の業務システムの最適化を支援するNECの「ホテル総合クラウドサービス」は、コストや運用管理の低減とともに、「人によるサービス」の向上を実現。さらに経営管理情報のリアルタイムな把握などによりホテルの経営基盤強化にも貢献する。

お問い合わせ
http://www.nec.co.jp/press/ja/1006/2301.html

NEC流通・サービス・交通営業本部
サービス第三営業部
ホテルグループ
TEL:03-3798-9759
E-Mail:nehops@service.jp.nec.com



日本ビューホテルがNECのホテル総合クラウドサービスを採用
~基幹業務システムを2011年4月から利用開始~

2010年7月27日
日本ビューホテル株式会社
日本電気株式会社

 
 日本ビューホテル株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:鹿野建治、以下 日本ビューホテル)はこのほど、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:遠藤 信博、以下 NEC)のホテル総合クラウドサービスの採用を決定しました。日本ビューホテルは、2011年4月より本サービスの利用を開始します。

NECのホテル総合クラウドサービスは、ホテルの宿泊予約システムや顧客管理システムなど、ホテルビジネスを支える様々な業務システムや、デジタルサイネージ、音声サービス(PBX)などの付加価値サービスをメニュー化し、それらをネットワーク経由で提供するものです。日本ビューホテルは、第一弾として、宿泊システムや宴会システムなどの営業系システムと売上分析、会計などの管理系システムなどホテルの基幹業務に関わるシステムをサービス型で利用します。

日本ビューホテルは、数年後の株式上場を計画しており、経営可視化、内部統制の強化に取組んでおります。そのため、基幹業務システムの見直しを進めていく中で、できる限り資産を持たずに、かつ最新のシステムをサービス型で継続的に利用でき、またこれまでホテルごとに個別に導入していたシステムを統一し、グループホテルで共通のシステムを利用できる環境を模索していました。

NECのホテル総合クラウドサービスを採用することで、宿泊・宴会・レストラン・顧客関係の営業系システムのみならず、売上分析・売掛・購買・会計・債務・人事給与・固定資産などの管理系システムまでホテル業務に必要なシステムをフルサービスで利用でき、これによりシステムの運用・管理費を抑え、本業であるホテルのホスピタリティ向上に注力することが可能となります。また、業務システムだけでなく、音声サービスやデジタルサイネージなどの周辺ソリューションもサービス型で利用できる、サービスメニューの拡張性も評価されました。

日本ビューホテルでは今後、テレビ会議システム、社内ネットワークやデジタルサイネージなども順次サービス型で導入することを検討しており、TCOの更なる削減、戦略的かつ効率的な人員の配置や顧客サービスの向上を目指してまいります。

NECは今回の実績を活かしホテル総合クラウドサービスにより、顧客の様々なニーズに応えてまいります。

以上

本件に関するお客様からの問い合わせ先

日本ビューホテル株式会社
IT推進室
電話:03-5828-3546
Eメール: g-suishin@viewhotels.co.jp

NEC 流通・サービス・交通営業本部
サービス第三営業部 ホテルグループ
電話:03-3798-9759
Eメール: nehops@service.jp.nec.com
小布施町
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B8%83%E6%96%BD%E7%94%BA

2010.05.06(Thu)JBプレス 地域振興 中村佳史

伝統に沿いながらも大胆な革新を生み出す大旦那気質!

 信州・小布施は小さな町である。人口は1万2000人でしかない。しかしこの町にはピーク時よりはやや減ったとはいえ、日本全国のみならず世界中から、年間80万人もの観光客が訪れる。また小布施に移住して、当地で活躍する人も多い。

 小布施の何が人々を惹きつけるのか。また小布施の魅力の背後には何があるのか。私なりに分析してみた。

80歳を超えていた葛飾北斎が足繁く通った町!

毎週末ともなると、小布施の中心街は観光客でごった返す。人口1万2000人の街に年間で80万人もの観光客が訪れるのだから当然だろう。最近ではマイカーで来る少数のグループ客が特に増えているそうだ。

 2006年に、ETC搭載車に限り通行が可能で、パーキングエリアやサービスエリアの敷地内に設置される1台分程度のインターチェンジ「スマートIC」が小布施PAに設置され、街の中心部に高速道路からアクセスが便利になったことが1つの要因だ。

 スマートICが設置されてから、PA自体も地場の農作物を中心に出店で賑わうようになった。そして、小布施の観光客にはリピーターが多いのも特徴だ。夏に来た人がまた別の季節に訪れたり、友人を連れて出かけ直したりする人もいる。何が彼らをそこまで惹きつけるのだろうか。

 小布施は元々、歴史的、文化的に魅力があるということはある。江戸時代後期、既に80歳を超えていた葛飾北斎がこの町に足繁く通い、パトロン的存在だった当地の豪商・高井鴻山の元に起居しながら多くの作品を残したことは有名だ。

 小布施町内にある岩松院天井画や、祭屋台天井画はその代表例と言われる。また、栗の産地としても有名で、200年以上の歴史を誇る栗菓子匠がいくつかある。どの店の栗料理、栗菓子も美味だ。

バブル時の乱開発を修復して小布施らしさ取り戻す!

しかし、現在のように、全国から多くの人が集まるようになったのは、北斎の作品があり、栗菓子がおいしいからだけではない。人の集う町づくりを、地道に続けている成果だ。

 小布施に観光客が来るきっかけとなったのは、1976年開館の北斎館である。当時、田んぼの中の美術館とマスコミに大きく取り上げらた。

 その後、建築家の宮本忠長氏がアドバイザーとなり、街ぐるみで取り組んだ「修景」事業がさらに観光客を呼んだ。この事業は、市村次夫氏らを中心に行われた。市村氏は、高井鴻山の末裔で、地酒の老舗「桝一市村酒造場」と栗菓子匠「小布施堂」の社長でもある。

バブル期に小布施町でも乱開発が進む中、伝統的で建築史的にも貴重な建物が破壊され、小布施の風景がどんどん変わっていくことを危惧した彼は、景観を修復する事業に取り組んだ。景観を修復するとは、人の視線を意識し、直すべきは直し、足りないところは補い、あるいは新たにつくり、まとまりのある景観をつくり出すという作業である。

 その結果、野の花で美しく飾られた歩道や、傾斜が一定に整えられた日本家屋が並ぶなど、牧歌的で穏やかな雰囲気を楽しめる、小布施ならではの風景がつくり出され、観光客に喜ばれている。

たまたま来日した米国人に伝統ある酒蔵の再建を託す!

次に、魅力的な町づくりに大きな役割を果たしたのは、米国人セーラ・マリ・カミングス氏による、老舗・桝一市村酒造場の建て直しだろう。

 長野オリンピックのボランティアとして来日し、たまたま小布施堂に勤めることになったセーラ氏は、数年後、地酒を楽しんでもらうレストランとして、蔵を改築し、酒造に欠かせない諸道具をオブジェとして飾る、その名も「蔵部(クラブ)」をオープン、成功させた。

 その後、その周辺域を「小布施らしい」景観にする “再開発” にも取り組み、現在、観光客で最もにぎわう空間をつくり上げた。さらに、全国から文化人を招き「オブセッション」というサロン的講演会を定期的に開くなど、文化的な活動も続けている。

 そして現在、町づくりの中心となっているのは、2009年7月にリニューアルオープンした小布施図書館、通称「まちとしょテラソ」だ。

 図書館が、人と人、人と物、物と物との交流の場、そしてその交流から新しい何かを創造する場となるように、様々な取り組みが始まっている。例えば、デジタル・アーカイブ・プロジェクトとして、小布施町に残る歴史的資料や古写真などを収集、デジタル化と調査を進め、教育現場や生涯学習、観光行政への活用を検討している。

歴史的、伝統的なものと、新しい技術やアイデアとの融合で、小布施の魅力を発信していこうという試みだ。

ダメならやり直せばいいから挑戦を!

 小布施図書館の中心人物は、花井裕一郎館長。彼は元々、映像作家として東京・フジテレビなどで番組を制作していた。6年前、セーラ氏が桝一市村酒造場を通して行っている街づくりの様子をルポした番組を制作するため、小布施に通っていた。

 ある時、セーラ氏の試みを全面的に支援していた市村次夫社長に、テレビマンとして少し意地悪な質問をぶつけてみた。

 「枡一市村酒造場や小布施堂は250年の歴史と伝統を受け継いできました。たまたま来日していたセーラ氏が言っていることがどんなに魅力的であったとしても、すべてを彼女に任せるのに不安や躊躇はなかったのでしょうか」

 すると市村社長は次のように即答したそうである。

 「駄目だった時はまた一からやり直して、創業し直せばいい。面白いと思ったアイデアは、実現に向けてとことん挑戦すべきでしょう」

小布施を覆う大旦那気質の自信と余裕!

 この時、花井氏はそのチャレンジ精神に感動し、セーラ氏がアイデアを次々と形にしていく様を羨ましく思ったという。そして「ここに来れば、自分がやりたいと思っていることもやれるかもしれない」と直感し、思い切って家族を連れて小布施に移住してしまう。

 当初、小布施堂で働いた花井氏は、そこで “小布施人” としての心構えというものを肌で学んだという。今、彼はそれを実践しているに過ぎない。

 花井氏のように、小布施の外の人間が小布施に魅了されて移住してしまうということは、珍しくないらしい。そうした「移住者」が間違いなく小布施町の活力の1つになっている。

 彼らを惹きつけたのは「大旦那気質」とでも言おうか、つまり上に立つ者の「自信と余裕」ではないだろうか。

 今まで100年、200年と事業を継続させ、少々のことが起きても倒れることはないという自信がある。そして、その自信と表裏一体で、新しい仕組みや事業を一からつくり上げることやそこで起こりうるリスクを楽しむ余裕がある。そんな「大旦那気質」を持った人が何人もいる。

上の自信が下のチャレンジ精神育む!

 余裕と自信とが、上に立つ者にあるので、下で働く者も、いろいろなことに挑戦してみようという気になってくるらしい。だからこそ、外の人間でも、小布施であれば、なにか新しいことを試せるのではないかと思ってしまう。

 小布施には、ほかで成功しているモデルは持ち込まなくていい、とまで言い切る人もいる。小布施発で、小布施で成功したモデルを全国に広げていくことに、喜びを感じるのだ。

 古くから文化人と親しみ、そこから新しいものを学び取るという進取の気性に富む土壌の上にある、200年の歴史と伝統に裏づけられた自信と余裕。そんな「大旦那気質」が町づくりの力になり、人々は小布施に惹き付けられるのではなかろうか。
宝健
http://www.baojian.com/

2010/09/17(金) 20:28 サーチナ 

 中国の宝健日用品有限公司は16日、10月に予定していた1万人規模の大型訪日旅行ツアーを中止すると日本観光庁に通達していたことが分かった。環球時報が伝えた。

  報道によると、宝健日用品有限公司はツアーを中止した理由について明確にしていないが、観光庁は7日に尖閣諸島(中国名:釣魚島)で発生した中国漁船衝突事故が背景にあると推測している。これに対し、前原誠司国土交通大臣は「遺憾だ」と語った。

  環球時報によれば、宝健日用品有限公司のウェブサイトには「厳粛声明:日本に抗議するため、訪日旅行を取り消す」と大きなバナーが貼られているという。宝健日用品有限公司による大型訪日旅行ツアーは1年前から計画されていたもので、10月1日から第一陣が訪日する予定だった。今回のツアー取り消しによって、宝健日用品有限公司には数千万元(数億円)もの損失が発生すると見られているが、宝健日用品有限公司は支払う意向を示している。

  中国人観光客の日本での消費金額は平均で13万円以上となっており、1万人のツアー招致によって、単純計算でも1億3000万円以上の経済効果が生まれる見込みだった。(編集担当:畠山栄)



経済効果13億円ゲット! “熱烈歓迎”中国人1万人社員旅行

産経新聞 8月28日(土)20時7分配信

【ドラマ・企業攻防】

 中国からの訪日観光客の争奪戦が一段とヒートアップしてきた。10月には総勢1万人という空前の大社員旅行団がやってくる。業界関係者は、気前よく旅先で落とすお金も「13億円を超える」とそろばんをはじく。政府も国内経済への波及効果を狙い、新たな誘致に躍起だ。一方で、“日中文化摩擦”を懸念する声も。この秋、全国の観光地が活況に沸く!?

 ■手配てんやわんや

 日本を訪れるのは、北京に本社を置く健康食品販売会社「宝健」の社員約3千人とその家族ら。10月9~18日にかけて14班に分かれて5泊6日で日本を巡る。東京・銀座でのショッピングのほか、富士山見物や京都の古刹(こさつ)巡りを楽しむ。

 「一度にこれだけ大規模な外国人の団体客を受け入れた経験は誰もない。受け入れ準備も大変」

 社員旅行の誘致に成功した日本政府観光局(JNTO)の担当者は、うれしい悲鳴を上げる。

 日本側の代理店には、JTBと近畿日本ツーリストの業界を代表する2社が選ばれた。班別とはいえ、1班あたり500~600人という修学旅行並みの大人数。交通機関や宿泊場所、添乗員の手配など、「てんやわんや」という。

 旅行コースの設定も一苦労だ。要望の多い銀座など東京での2時間の買い物時間を確保。一方で、宝健の経営者から「一代で会社を大きくするという思いを全員で共有したい」というたっての願いを受け、パナソニックの創始者の経営理念が学べる大阪府門真市の「松下幸之助歴史館」の見学を組み入れた。

 「中国人旅行者は観光地巡りよりも、土産も含めた買い物が目的」(業界関係者)といわれるほど、旅先で金を使う。観光庁によると、旅費を除く消費額は1人当たり平均13万6870円。1万人なら13億円を超える。

 ■熾烈な誘致合戦

 巨額の経済波及効果が期待できる大社員旅行だけに、誘致合戦も熾烈(しれつ)だった。同社では、これまでも海外も含め30回以上延べ10万人の社員旅行を実施。2008年には7千人がタイを、09年には9500人が台湾を訪れた。

 10年の旅行先をめぐっては、韓国と日本が候補となり、今年5月に前原誠司国土交通相が訪日中の同社幹部にトップセールスをかけるなどの営業攻勢で勝ち取った。

 JNTOは「ほかにも2、3件の大型団体旅行の話がある」と明かす。今回の社員旅行の正否は今後の誘致も大きく左右する。

 政府は外国人観光客を増やすことを成長戦略の一つに位置づけている。その最大のターゲットが中国人観光客。16年に09年実績の約6倍の600万人に増やすのが目標だ。

 7月には個人観光用の査証(ビザ)の発給で年収などの発給条件を緩和。1~7月の累計で前年同期比約6割増の86万9千人と順調に増えている。

 ■日中文化摩擦も

 課題は、リピーターを増やすこと。観光庁によると、個人旅行が盛んな台湾や香港のリピート率は、約7割に対し、中国は約1割にとどまる。

 「韓国や台湾の観光客は、映画『おくりびと』の舞台となった山形県でロケ地をめぐるなど“通”も増えてきたが、中国からのツアーは東京~富士山~大阪を巡るゴールデンルートなど定番中の定番ばかり」(観光庁幹部)という。

 最大の理由が、外資系の旅行代理店は、中国人の海外旅行を扱えないという外資規制だ。「日本をよく知らない、現地代理店がツアーを組むため、バリエーションが少なく、宿泊施設は粗悪なビジネスホテルというケースも散見される」(業界関係者)という。

 このため、中国・杭州で今月開かれた日中韓の観光相会合では、前原国交相が中国の邵●(=王へんに其)偉観光局長と会談し、中国側から「年内に法改正を実現する」との言質を引き出した。

 「中国でいつでも営業を始められる準備が整っている。やっと一歩前進した」。会合に幹部らを派遣し報告を受けた大手首脳は、その成果に満足げだ。

 一方で、業界内には、生活習慣やマナーの違いなどによるトラブルを懸念する声も根強い。

 ある地域観光の専門家は「中国人旅行者は浴場などで大声で話す人が多い。静かに楽しみたいという日本人旅行者に逃げられかねないため、経営難でも、受け入れに慎重な旅館は多い」と打ち明ける。

 旅行業界にとって、中国人観光客が本当の“救世主”となるには、まだ課題も残されている。(米沢文)

 (MSN産経ニュースには【ドラマ・企業攻防】のタイトルで掲載しています)



国際観光振興機構
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%94%BF%E5%BA%9C%E8%A6%B3%E5%85%89%E5%B1%80

中国からの1万人級大型インセンティブ旅行誘致成功!
http://www.jnto.go.jp/jpn/press_releases/100629_incentive.html

 日本政府観光局(以下、JNTO)では、従来より中国の有力企業による日本向けのインセンティブ旅行(優良顧客や成績優秀な従業員を対象に企業が実施する報奨旅行)を今後急成長する有望市場と捉え、誘致強化に乗り出しているが、このほど、中国からの大型インセンティブ旅行の訪日誘致に成功した。

 中国の大手企業「宝健(中国)日用品有限公司」(*1)は、去る6月16日にJNTO並びに観光庁を訪問し、同社が10月に実施する1万人規模のインセンティブ旅行について、日本を目的地とすることを決定した、と表明した。

 JNTOと観光庁では、昨年、同社のインセンティブ旅行誘致への働きかけを開始し、今年1月、北京市内のホテルで行われた同社全国代理店年度総会にて、JNTO北京事務所による日本観光のプレゼンテーションを行い、今年4月には溝畑宏・観光庁長官と間宮忠敏・JNTO理事長が北京を訪問し同社へのトップセールスを行った。

 ツアーは10月9日に始まり、東京イン・大阪アウトコースと反対の大阪イン・東京アウトコースの2つに分かれ、合計で約1万人が日本を訪れることとなる。首都圏・関西圏の観光地を訪問し、浜名湖・琵琶湖等で温泉も楽しむ内容となっており、観光業界並びに訪問先への経済波及効果は少なく見積もっても数億円規模になると見られる。

 中国からの訪日者数は、昨年7月からの査証緩和以降急増しており、また本年7月からの一段の緩和策実施により、更なる増加が見込まれているが、その中でもMICE(*2)マーケットは特に急成長が見込まれている。JNTOでは、「富裕層」と「インセンティブ旅行」を、中国MICE市場でのキーワードと捉えており、今後さらにプロモーションや誘致・支援活動を強化し、中国からの訪日客の増加に寄与していきたい考えだ。


*1宝健(中国)日用品有限公司(英文名:Pro-Health)について:1995年成立。健康食品・美容品などの直販企業として急成長中。社員数は約3,000名、その他中国全土に代理商が500社。中国保健品十大最具有公信力企業(業界十大アカウンタビリティ企業)、中国保健品行業十大影響力品牌(業界十大影響力あるブランド)などに選ばれている。過去、国内外へ30数回、延べ10万人のインセンティブ旅行を実施。近年では2008年にタイへ7,000名、2009年には台湾へ9,500名のインセンティブツアーを催行している。

*2 MICEとは:企業等の会議(Meeting)、企業の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際会議(Convention)、イベント、展示会・見本市(Event/Exhibition) の頭文字のこと。


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お問い合わせ
日本政府観光局(JNTO)
コンベンション誘致部
担当:川﨑、中島
TEL:03-3216-2905
FAX :03-3216-1978

Impress Watch 9月6日(月)13時8分配信

国立大学法人小樽商科大学とNTTコムウェア株式会社は、スマートフォンとAR技術を活用した観光情報提供システムの実証実験を9月18日から26日まで実施すると発表した。JR小樽駅および小樽運河周辺エリアを訪れる観光客を対象に、希望者にスマートフォンを貸し出し、小樽の昔の街並みや四季の風景の動画などを配信する。

 スマートフォンには、NTTコムウェアが開発した画像認識技術をベースにしたARアプリをインストールするとともに、利用者には観光名所や飲食店の写真を掲載した地図を配布する。利用者が、例えば地図に掲載された建物の写真をスマートフォンで撮影すると、画像からその建物を認識してデータベースを検索。その建物にマッチングする動画を、実際に撮影された画面上の領域に合わせて再生する。撮影した静止画が、あたかも目の前で動きだすかのような感覚だという。関連するウェブ上の情報も表示する。

 NTTコムウェアでは、実際にXperiaで撮影した写真が動き出すまでの様子を動画で紹介している。観光客の目の前にある実際の風景ではなく、配布される地図に掲載された写真を撮影したものにAR技術で重ね合わせているかたちだが、同社では今後、同じように雑誌広告などのアナログ媒体に掲載されている静止画像から、QRコードなどのマーカー不要で、動画を再生させるような活用を目指しているという。

 実験を運営するのは、地域の情報化を研究している同大学商学部社会情報学科・深田秀実准教授のゼミ。実験では、スマートフォンに蓄積する位置情報やアクセスログ、利用者へのアンケートをもとに、同システムを利用したことによる観光ルートへの影響など効果も測定する。


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