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平成22年 第12回「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(松江市)有機栽培・JAS認定部門で特別優秀賞を受賞。(食味90・味度83・計173点) 平成25年、第15回魚沼と第16回北京開催運動中! 無農薬魚沼産コシヒカリ生産農家・理想の稲作技術『CO2削減農法』 http://www.uonumakoshihikari.com/
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*軍事的に考えると揚陸艦と海兵隊は近い場所が必要だが?

強襲揚陸艦は佐世保基地に
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%B7%E8%A5%B2%E6%8F%9A%E9%99%B8%E8%89%A6

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%90%E4%B8%96%E4%BF%9D%E5%9F%BA%E5%9C%B0_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E6%B5%B7%E8%BB%8D)

海兵隊は沖縄に駐留?
アジアから中東に至る地域で紛争が発生した場合に、紛争地域に迅速に展開できるようにするため?
(グアムに移転すればどうなるのか?)
http://www.kanji.okinawa.usmc.mil/Units/iiimef.html

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC3%E6%B5%B7%E5%85%B5%E9%81%A0%E5%BE%81%E8%BB%8D_(%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E8%BB%8D)

*自衛隊と共用して海兵隊を駐留させれば県外移設になる?

大村航空基地(護衛艦艦載ヘリコプター部隊の基地)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E6%9D%91%E8%88%AA%E7%A9%BA%E5%9F%BA%E5%9C%B0

相浦駐屯地
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%B5%A6%E9%A7%90%E5%B1%AF%E5%9C%B0


「普天間」県外移設案提言 田岡俊次氏に聞く 佐世保一体で効果2010年1月17日 琉球新報より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%B2%A1%E4%BF%8A%E6%AC%A1

普天間移設で海自大村基地の活用が軍事的運用からも合理的だと強調する田岡俊次氏=千葉県浦安市の自宅

海自大村基地と米軍佐世保基地、陸自相浦駐屯地の位置関係
 【東京】米軍普天間飛行場の県外移設をめぐり海上自衛隊大村航空基地(長崎)の活用が急浮上し、社民党と国民新党が視察した。同基地利用を盛り込んだ提言をした鳩山由紀夫首相の私的研究会のメンバーで、軍事ジャーナリストの田岡俊次氏に軍事運用面の詳細や可能性について聞いた。

垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ(航続距離 3,700km)
http://ja.wikipedia.org/wiki/V-22_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)
 
 ―普天間移設の現行案は。
 「名護市辺野古での環境影響評価には、3年後に沖縄配備予定の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの騒音データを入れていない。エンジン出力が現在普天間にあるCH46ヘリの4・4倍(6150馬力が2基)で騒音が大きい。鳩山首相が辺野古でない地域を探すのは現実的判断だ」
 「防衛省は、歩兵部隊とヘリ部隊が一緒にいる必要があると米軍に言われ、県内移設を進めたが、その説明は大事な点を隠している。もう一つ、米軍佐世保基地(長崎)の強襲揚陸艦と一体となって効果がある。揚陸艦が佐世保で、歩兵とヘリが800キロも離れた沖縄に配備している現状は、消防士と消防車が離れて配置されているようなもので理想的でない」
 ―県外移設の案は。
 「揚陸艦に乗るのは第31海兵遠征部隊(MEU)だ。歩兵1個大隊約800人、ヘリ20数機、装甲車20数台、砲6門、垂直離着陸攻撃機ハリアー約6機など計2200人。海外での紛争や暴動、災害などで一時的に空港や港を確保し、在外米国人を救出する任務を持つ。これをグアムに移せば、航海だけで4日かかり救出が困難になる」
 ―大村基地の活用は。
 「揚陸艦との一体化を考えると、佐世保の南約35キロに海自大村基地がある。1200メートルの滑走路で元の長崎空港。国交省管轄だが近く防衛省に移管予定で、以前から基地前面を約11万平方メートル埋め立てる拡張計画があり、環境アセスも本年度で終わる。水深3メートルほど、底は岩盤で埋め立ても容易だ。駐機場スペースとしてさらに埋め立ても可能で辺野古よりはるかに安い」
 「現行移設案は滑走路が1600メートル。大村基地はもともと旧海軍飛行場で、かつての滑走路の一部は北隣の竹松駐屯地になっており移転させれば300メートルほど伸ばすのも可能だ。補給用の輸送機は沖の長崎空港も利用できる。大村基地の東隣には昔、韓国人密航者を多数入れた法務省管轄の大村収容所があり、航空群の兵舎建設も可能ではないか」
 ―歩兵とヘリの一体化は。
 「佐世保基地の北西約6キロに、離島防衛が専門の陸自西部方面普通科連隊がいる相浦駐屯地がある。ここへ沖縄にいる海兵隊の第4連隊を移し、普通科連隊はキャンプ・シュワブに移せば双方が任務に適した配置になる」
 ―実際に使える案でないといけない。
 「米軍も歓迎する案でないと実現は困難だ。沖縄県民の県外移設への願いと、海兵隊の運用効率の向上を両立させるのが狙い。陸上、海上幕僚監部の首脳部に見せたが軍事的には合理的な案だと認めている」(聞き手 滝本匠)
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 たおか・しゅんじ 1941年京都市生まれ。早稲田大学政経学部卒。朝日新聞社入社、68年から防衛庁担当。米戦略国際問題研究所(CSIS)主任研究員などを経て朝日新聞編集委員。現在は軍事評論家。


普天間基地問題は、まずアメリカ海兵隊を理解せねばならない。海兵隊の任務は有事の際の自国民の保護である。具体的に言うと、極東地域で戦乱が起きた時、まず駆けつけて現地の自国民を保護するのである。保護には順位があって、まずアメリカ人、次にグリーンカードを持つ人、3番目に友国であるカナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの人、4番目にその他の人。日本人はここに入る。日本に駐留するからといって、軍事的抑止力になる部隊ではないのだ。今回、その海兵隊のうち8000人がグアムに移り、残り800人が沖縄に残る計画だ。全員がグアムに行けばいいという意見もあるが、それでは海兵隊は任務を果たせない。たとえば朝鮮半島で戦乱が起きた時、ソウルの外港、仁川に急行するのに、日本からなら1日、3500キロも離れたグアムからだと4日もかかる。よって、グアムへの完全移転(=国外移転)はありえない。

現在、海兵隊は、長崎県佐世保に4隻の揚陸艦を持ち、ヘリコプター20数機、装甲車20数輌など、装備と人員を普天間に置く。出動命令が下ると、揚陸艦は普天間に行き、装備と人員を積み込んでから目的地に向かう。船と装備、人員が離れているのはもちろん効率悪いが、これは本土に米軍基地を増やしたくないという世論との妥協の産物である。田岡さんの提案は、海兵隊の普天間から佐世保周辺への移転である。佐世保の南35キロには海上自衛隊の大村航空基地があり、ここに辺野古に行くはずのヘリ部隊を移す。滑走路は1200メートルでちょっと短いが、すでに埋め立ての予算もついていて延長も可能。隣にはかつて密航者を入れた大村収容所があり、ここに兵舎も建てられる。また、佐世保基地の近くに、南西諸島防衛を担う陸上自衛隊西部方面総監部の部隊がある。これをキャンプ・シュワブと基地交換して、海兵隊の歩兵部隊を駐屯させる。そうすれば、海兵隊、自衛隊ともに任務に適した配置となるという。

この基地移転問題、現在のテーマは沖縄の負担軽減である。同時に、アメリカが受け入れ可能な案を探らなくてはならない。1月24日に迫った名護市長選も辺野古への移転反対派が優勢、さらに垂直離着陸輸送機MV22の配備決定で、辺野古の環境アセスやり直しも必定だ。現実的に辺野古への移転はもはや難しい状況である。一方、佐世保は、長崎県の選挙区選出の衆議院議員、4人全員が民主党。党が決定すれば反対はしにくい。この田岡プランは、現実的な選択であり、アメリカの事情もきちんと押さえたものだ。すでに田岡プランは、鳩山首相にも提出されたという。鳩山首相には、アメリカが怒っているぞという感情的な批判は無視して、日米双方が納得できる案を組み立ててほしい。

ダカーポ的時評 高木 幹太より
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