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DIAMOND online【第19回】 2010年8月18日 石原壮一郎「大人のネットマナー教室」

楽しくて便利なツイッターですが、ウカツに気を許すと、思わぬトラブルに巻き込まれたり、ややこしいストレスを抱えたりする羽目になります。

 ツイッターだろうがリアルの人間関係だろうが、「ゆるいつながり」を無難に維持するためには、細かい配慮に基づいた慎重な対応が不可欠。

 指の向くまま気の向くままにボーッと使っているだけで、楽しさや便利さが享受できると思うのは、大人としてあまりに甘ったれた発想です。

 そして、あれこれ気をまわして細かく配慮することを敬遠するのではなく、むしろそこに喜びや愉しさを見出してしまうのが、大人の底力であり真骨頂に他なりません。

 今回は、ツイッターを使っているうちに遭遇する「小さな葛藤」を取り上げて、たくましく乗り越えるための大人のマナーと知恵を考えてみましょう。

頭に「@」が付く返信と
「RT」を意識して使い分けたい
 ツイッターでやり取りしていて悩ましいのが、あるツイートに対して頭に「@」を付けて返信(リプライ)するか、「RT(リツイート)」を使って引用しつつ自分のコメントを加えるかという問題。

 場合によっては、「これは『DM(ダイレクトメッセージ)』にしたほうがいいかな……」と迷ったりもします。

 いきなり、あれこれ専門用語を使ってすいません。

 たとえば、私が「あまりの暑さに、がりがり君を2本一気にかじったなう」というツイートを書き込んだとします。

 それに対して、Aさんが“返信”で反応してくれた場合は、Aさんが書き込んだツイートの頭に「@otonaryoku」と宛先が出て、そのあとに「お腹こわさないでね」とか「がりがりがりがり君ですね」といったAさんのコメントが表示されます。

いっぽう「RT」(正確に言うと「非公式RT」)の場合は、「お腹こわさないでね。RT @otonaryoku あまりの暑さに、がりがり君を2本一気にかじったなう」といった感じで、私の発言を引用しつつ、頭にAさんのコメントが表示されます。

 ちなみに、微妙に違う「公式RT」というのもあって、それは引用した人が何もコメントを加えず、純粋に「もっと多くの人に見てほしい」と思うツイートを自分のフォロワー(フォローしてくれている人)に広めたい場合に使います。

 さっきの「がりがり君」のツイートの場合、これが20本なら誰かが「やるなあ」という意味を込めて公式RTしてくれるかもしれませんが、2本ぐらいではその可能性はありません。

 さらに頭に「@」を付けた返信でも「RT」を使って引用することもあったり、「QT(Quote tweet)」という表現もあったりなど、細かい話はいろいろありますが、そのへんは気にしないでください。

 大事なのは、頭に「@」をつけた返信にするか、「RT」で引用しつつ頭にコメントをつけるかでは、そのツイートが見える範囲が違うということ。

誰が自分の書いたツイートを
読んでいるか、を意識する
 前者の返信は、このケースだと私とAさんと、そして私とAさんを両方ともフォローしている人のタイムラインにしか表示されません。

 見える範囲が近しい人に限られる傾向があるので、不特定多数の目に触れる場に書いてはいるものの、個人的に話しかけているニュアンスになります。

 それに対して後者の「RT」は、Aさんのフォロワー全員のタイムラインに表示されるのが特徴。その中には、Aさんが話しかけている対象の私と縁がない人も含まれるので、私ががりがり君を2本食べたことや、それに対してAさんが反応したことがより広く知られることになります。

「こういうヤツとこういうやり取りをしている」ということを隠そうとしないというか、どうぞ見てくださいというニュアンスが含まれていると言えるでしょう。

「そんなのたいした違いじゃない」と言っているようでは、大人としてツイッターを使いこなしていることにはなりません。意識して使い分けてこそ、ツイッターはその真価を発揮してくれます。

もともとツイッターは、みんながワイワイ勝手なことをつぶやいたり、それに反応したりという混沌とした状況を楽しむためのもの。原則としては「RT」でかまいません。

 ちょっと恥ずかしい内容のツイートで、それをたくさんフォロワーがいる人に「RT」されたとしても、「何てことしてくれるんだ!」と怒るのは筋違いです。

 ただ、第三者が目にしても意味がなかったり、面白くもなんともないだろうと思われるケースでは、頭に「@」をつけた返信が適切。

 さっきのがりがり君の例で言うと、古い知り合いが「お久しぶりです。がりがり君、学校帰りによく食べましたね」とコメントするとしたら、わざわざ「RT」にする必要はありません。

 しかし「最近、梨味のがりがり君にはまっています」と書くとしたら、それは第三者にとっても「梨味があるんだ」という有益な情報だし、そこから話が盛り上がる可能性もあるので、多くの人の目に触れる「RT」にしたほうがいいでしょう。

どっちの方法でコメントを返すかは、
センスと大人力の見せどころ
 このあたりの判断は、自分のフォロワー数と相手のフォロワー数のバランスや、相手との距離感、相手や自分がツイッターをどう使っているかなど、いろんな要素が複雑に絡み合います。

 どんなコメントをどっちの方法で返すか、そこもセンスと大人力の見せどころ。すべてのフォロワーの目を意識して、その都度、緊張感を持って決断するのが大人の気概です。

とはいえ、自分がどちらを選ぶかは真剣に考えるとしても、フォローしている人の使い分け方には鷹揚なスタンスを取るのが、大人のマナーであり余計なストレスをためないための知恵。

 いちいち「そこはRTしてくれていいのに!」とか「できれば返信にして欲しかったなあ……」と思っていたら身が持ちません。

 この件に限らず、自分でどうにかできることに関しては全力で「より大人な選択」を追求しつつ、自分がコントロールできない他人の行動については、よっぽどの支障がない限りスルーするのが大人の基本です。

「あの人は、なぜあの場面であんな発言をするんだろう」

「あの人は、けっこういい歳なのに、どうして大人の気遣いができないんだろう」

 といったことでカリカリさせられたりストレスをためたりするのは、ある意味、大人として怠惰な姿勢と言えるでしょう。

 ただし「よっぽどの支障」があったときは、また話は別。大人の手練手管を駆使しつつ立ち向かうのが大人のプライドであり、自分に対するマナーです。

                       *

 また例によってというか何というか、ほかの「小さな葛藤」もたくさん考えていたのですが、そこまでたどりつきませんでした。図らずも、返信とRTという細かいにもほどがあるテーマだけを掘り下げてみましたが、壮大な試みに挑んだ回ということであたたかく受け入れていただければ幸いです。

 来週は、本当は今回やるつもりだった「『ツイッター番長』に対して抱くモヤモヤを穏やかに解消する」とか「マジなのかボケなのか判断が難しいコメントに無難に反応する」といった課題に取り組んでみたいと思います。

今回のマナー
どうでもいい部分にこだわってこそ、大人としての満足感や愉悦が得られる
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