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メタンハイドレート
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%88
http://www.sof.or.jp/jp/news/101-150/131_1.php
http://www.geog.or.jp/journal/back/pdf118-1/p072-092.pdf
上越市
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8A%E8%B6%8A%E5%B8%82
*2010-0615 上越よみうり
日本海側初となるメタンハイドレートの本格調査が、16日から上越市沖で始まる。14日、調査に使用する特殊な装備を持つフランスの調査船「マリオン・ドフレーヌ号」が直江津港に入港し、同港西ふ頭で入港歓迎式が開かれた。
メタンハイドレートは、メタンと水でできた結晶で、氷のような固体。分解すると天然ガスの主成分であるメタンを生成するため、新しいエネルギーとして期待されている。経済産業省の担当者によると、日本海側では上越市沖のみに存在が確認されている。日本では現在、静岡県沖から和歌山県沖のメタンハイドレートを中心に開発研究が進められている。
調査は同省が事業主体で、東京大学の松本良教授を中心に行われる。今回は上越市沖海底のメタンハイドレートの量や、密集するメタンハイドレートが日本海でどの程度広がっているかなどを調べる。調査範囲は上越市沖から北海道奥尻島沖の海域で、調査期間は16~25日。同調査船は全長120・、1万380排水・で、世界で唯一、金属チューブを海底から地下60・まで打ち込み地層を採取することができる。今までは海底から地下10・ほど地下までしか調査できなかったが、今回、同船を使うことで更に深い海底の地層を調べることができる。
上越市沖のメタンハイドレートは2003年、天然ガス調査の際に存在が確認され、翌年から東京大学などによる学術調査が始まった。07年には海底にメタンガスの気泡の柱を発見。調べを進め存在場所が推定でき、今年から同省が本格調査を開始することになった。
歓迎式は、同船の日本初の入港先に直江津港が選ばれたことに感謝を込め開かれた。村山秀幸市長は「今回の調査に大きな期待をしている」などと歓迎の言葉を述べ、同船のガルソン・クリストフ船長は「歓迎をうれしく思う」と喜んだ。松本教授は「メタンハイドレードを作る条件がそろっているのでかなり多くあるのではないかと期待できる」と話していた。
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