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国際教育村対談
 
国際教育村設立準備員会
 
庄司 フィンランドは優れた教育システムで知られている。PISA学力調査で何年も世界のトップを維持している。フィンランドで教育現場を視察したが驚きの連続だった。サーレライネンさんが、今設立中の国際教育村内の小学校に「フィンランド教育」導入を提言してくれた。
サーレライネン 村の構想図を見てフィンランドの風景によく似ていると思った。フィンランドの町は学校と教会を核に家が並び、色々な施設がある。この国際教育村は雄大な自然の中に学校があり、家があり、ショップや郵便局もある。それなら教育もフィンランド方式が合致するのではないかと考えた。フィンランドの教育が日本で注目されている事も強く感じていた。商工会議所は直接教育に関係する仕事ではないが、日本の教育関係者から多くの問い合わせがあった。日本でやってみる価値はあると思う。
庄司 フィンランド教育の特徴の一つは、知識の量を争うのではなく、知識の活用にあると思う。沢山知識があっても使えなければ何の価値も無い。フィンランドの人たちは自分の知識を最大限に使う。学力と言うものは自ら学ぶ所に生まれるものであり、強制的に教える事ではない。周囲はサポートするだけでいい。子供達の学ぶ環境を整えてあげる事が必要だ。
サーレライネン フィンランドでは全ての子供達に教育の機会を平等に与えている。全て公立で学費は無料。テストもない。小学校は家から一番近い所に行く。どこも同一カリキュラムなので選択する理由が無い。日本ではテストをする幼稚園もあると聞く。親が設定した目的の為に学校を選ばされ、競争させられている日本の子供達がかわいそうになる。もう少し余裕を持って子供達を人間的に成長させるべきだと思う。
庄司 子供達は個性があって当たり前。社会の中でそれぞれに役割分担がある。これを大前提にする社会を認める方向に向かわないと教育は変わらない。”落ちこぼれ”もなくならない。問題は親がそう言う考え方になれるかどうかだ。この構想は小学校をつくると言うよりも、そうゆう考え方の親が集れという村づくりだ。親や村を構成するさまざまな分野に関わる人たちがそう言う考えを持っているかどうかがポイントになる。
サーレライネン 子供の教育以上に、親の意識そのものが問われている。親の教育になるのではないか。
庄司 村民条例には、そう言う考え方ができない親はどうぞ別の小学校に行って下さいと盛り込んである。今の日本の教育はこれでいいのか、いやそうではない、そうじゃないはずだという親はここで一緒に学びましょう、と。社会が変われば教育も変わる。
  
サーレライネン 少子化問題があるから、日本では経済的にも子供を育てていくのが大変な時代になっている。リーズナブルな金額で教育できるシステムを築いていく必要がある。国際教育村の目的は営利ではなく、良い教育観強を創ることにある。
庄司 そこが最大のポイントだ。これはビジネスではない。企業等から賛同を得て学費を下げ、誰もが真に学ぶ事ができるような場にしたい。ここで学んだ子供達が東大に何人合格したとか、米国のどこそこ大学に入ったなどということを揚げて募集をするようなことをするつもりはな全くない。いい大学に入りたいと言うのは個々の問題であり、全体の問題ではない。
サーレライネン フィンランドの教育方式の学校は日本で初めて、アジアでも初めてになる。ただ、小学校がオープンしても完璧ではないと思う。この次、どこかの地方の町とか村とかで創る時は、ノウハウをオープンしたい。そうすれば2ケ所目、3ケ所目はスムーズにいく。この村よりももっといいグレードの村ができるだろう。
庄司 長い時間をかけて築かれてきた日本の教育システムを99%良しとしても、1%ぐらいは違う考え方がないと危ない。世界の教育が日本と違う方向に舵を切りはじめているのに、このままでいいのだろうか。日本の小学校の1%くらいをモデルとして、子供の個性を重視し、知識の詰め込みやテストに依存しない教育を模索していく必要が絶対にあると思う。教育の現状を見るにつけ、誰も何かしなければならない事は分かっているが、何をしていいのか分からないのではないか。であるならば、こういうプロジェクトもありだと思う。やってみる意味は十分にある。
サーレライネン フィンランドでは、良き社会人を育てる事が教育の目的。大学を4年で卒業する人はほとんどいない。学ぶ環境が整っているから、親からの援助を受けずに何年も勉強を続ける事ができる。社会に出て自分に足りない部分に気付き、もっと勉強しなければならないとなれば再び大学へ戻って勉強している。日本との違いを痛感する。
 
サーレライネン 乗り越えなければならない課題は沢山ある。許認可の問題、景気の問題…。何よりも教育では、子供達が分かる先生を育てていあかなければならない。それが一番のチャレンジかもしれない。
庄司 確かに先生をつくることが最も難しい問題だ。先生を教える先生が必要になる。困難である事は分かっている。しかし、達成しなければならない。
サーレライネン 形としての村をつくるのは難しい事では無い。観光スポットをつくればいいだけの事だ。しかし、国際教育村はそういう村ではない。人間をつくる、いい人を皆で育てていくというプロジェクト。現在、日本は色々な問題があり、全体にぱっとしない。原点に戻って考え直そうということだ。スタートし軌道に乗るまでには何世代もかかるだろう。だが大事なのは、今ここに種をまくということだ。
庄司 ここから生まれる国際人は、企業にとっても魅力的な人材になるのではないか。
サーレライネン 魅力的だ。運営が軌道に乗れば高校や大学ができるかもしれない。企業がやってくるかもしれない。特色ある教育を求めて人が移住してくる可能性もある。教育には人を集める力もある。このプロジェクトは地方にとっては有利なリバイバルプランになるのではないか。
庄司 フィンランドは、人を変える事で国を再生させた。今の様な教育システムがなければ現在のフィンランドはなかったかもしれない。
サーレライネン そうだと思う。500万人ちょっとの国に大手携帯電話メーカーのノキアもある。教育とビジネスのリンクがある。単に優秀な人材を大学からピックアップするのではまく、研究とのコラボレーションがいいのだと思う。
庄司 この構想には理念に賛同してくれる企業が欠かせない。村の経営に必要だと言うのではない。。親の意識の問題と密接に関係している。親は何か担保が欲しいのだ。理想を掲げても現実の社会はそうなっていないではないか、企業がここで育った子供達を受け入れてくれるのかと言う不安がある。政府や企業が応援してくれることによって、未来はこういう流れに舵を切っているということになれば、親は考え方を変える事ができる。そういう状況をつくり出していかなければならないと思う。
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