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中国人民解放軍
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E6%B0%91%E8%A7%A3%E6%94%BE%E8%BB%8D


ゲーツ国防長官の訪中~中国株式会社の研究(93)

2011.01.14(Fri)JBプレス 宮家邦彦

急で申し訳ないが、今晩飯でも食わないか?」。1月12日午後、突然米国の旧友からこんなメールが届いた。実名は書けないが、彼は米有力紙の外交記者、ロバート・ゲーツ国防長官の「中日韓」歴訪の同行取材で東京に着いたばかりだという。(文中敬称略)

 久しぶりの再会で話が弾んだ。「中国では毎回サプライズがあるが、今回も例外ではなかったよ!」

 どうやら、11日のゲーツ・胡錦濤会談の直前に第5世代ステルス戦闘機「殲20」試作機が初の試験飛行を行ったことを指しているようだ。

胡錦濤は知らなかった?


この友人との会話を再現しよう。

友人 国防総省高官は、「ゲーツ長官が試験飛行について質問した際、胡錦濤総書記もほかの文民高官もその事実を知らなかったことは明らかだ」と言っていた。

筆者 その話は報道で読んだが、本当なのか?

友人 ああ、当初は返答がなかったが、会談の後半で胡錦濤は「試験飛行は事前に計画されていたが、ゲーツ長官訪中とは全く無関係だ」と述べたようだ。

筆者 その話も報じられているが、「無関係」のはずはないだろう。今回の試験飛行は米国政府だけでなく、胡錦濤個人に対する解放軍のメッセージではないか。

友人 同感だ。人民解放軍は米国との軍事交流を心底嫌がっている。近く訪米する胡錦濤が解放軍に対し軍事交流再開を働きかけたことへのしっぺ返しだろう。

解放軍の弱さと焦り!

会話はさらに続く。

友人 今、北京では「つい最近、習近平国家副主席が成都の空軍基地を訪問し、殲20の開発状況を視察した」という噂がまことしやかに語られているそうだ。

筆者 さすがは中国、いかにもありそうな話だね。それにしても、分かりやすい人たちだなぁ。今回の試験飛行を含め、最近の人民解放軍の「自己主張」をどう思う?

友人 空軍戦力の近代化をアピールするためだと言われるが、自分はそうは思わない。むしろ、人民解放軍の「弱さ」の表れではないかとすら思う。

筆者 確かに。本当に強い軍隊であれば、あんな子供じみた真似はしないはずだ。解放軍は弱いからこそ、米軍との軍事交流を頑なに拒否しているのだろう。最近の人民解放軍には焦りすら感じられる。

 中国の労働人口は2015年にもピークアウトするので、それまでに何らかの結果を出し急いでいるかのようだ。ところで、ゲーツ長官は冷戦時代の米ソ戦略核交渉のようなものを中国とも行う気があるのだろうか?

友人 削減交渉を行うことはないが、核兵器などに関する情報交換はやりたいだろう。そもそも、米国中国内部の核兵器に関する指揮命令系統、緊急時の連絡体制など、詳しいことは何一つ知らされていない。これは非常に危険なことだ・・・。

 友人同士の戯言はまだまだ続くが、ここで話題を変えたい。報道では中国の「次世代ステルス戦闘機開発」や「文民統制の欠如」などに注目が集まっているが、今回の試験飛行実施は、より本質的な意味で、極めて深刻だと思うからである。

国防省高官の政策スピーチ

 1月6日、ワシントンで米中軍事交流に関する国防省高官の講演会が開かれた。スピーカーはシファー国防次官補代理、ファインスタイン上院議員の外交スタッフも務めた東アジアの専門家だ。

 このスピーチ、日本ではほとんど報じられていないが、ワシントンのアジア関係者の間では注目されている。将来の米中軍事関係を占う上で極めて重要な論点が含まれているからだ。

 ちょっと長くなるが、まずはその概要をご紹介したい。

●現在アジアでは歴史的な「力の変転(power transition)」が起きており、注意深く管理しなければ、不確実性、不安定性、ひいては紛争に至る危険性がある。

バラク・オバマ政権の対中政策は、(1)米中協力強化のための不断の努力、(2)同盟国との関係強化、(3)中国による国際的義務・ルールの遵守という3つの柱からなっている。

●特に、問題解決に向けて機能する地域的枠組み(アーキテクチャー)作りは重要であり、対中政策もこのような米国の対アジア政策全体の一部であるが、現在も米中両国間の「戦略的理解」は十分とは言えない。

中国軍の将来の能力と意図が不明確であることが米中軍事関係を極めて(extraordinary)困難にしており、この問題を是正することは極めて重要である。

●中国の軍事面での不透明性は、米国だけでなくアジア地域全体に不安を与えている。これをうまく管理しなければ、誰も望まない危険な「安全保障上の競争」が始まるだろう。

米国は両国間の「意思不疎通、誤解、誤算のリスク」を減らすべく継続的で信頼できる軍事交流を望んでおり、両国間で事件・事故のリスクが高まることは米中双方にとって利益とはならない。

●米中軍事対話は平時だけでなく、将来不可避である両国間の摩擦が生じた際にも、強力で適切なコミュニケーションチャンネルとして機能するだろう。

●米中軍事交流の4つの目的は、(1)両国の軍・国防幹部が、不測の事態でも機能する明確で継続的な意思疎通のチャンネルを持つこと、(2)米中双方の軍人の安全を高めること、(3)相互に相手の能力、意図、ドクトリンを正確に理解できるようにすること、(4)人民解放軍が地域の責任あるパワーとしての役割を果たすよう慫慂することである。

●これらの目的を達成するための6つの原則は、(1)相互尊敬、(2)相互信頼、(3)相互主義、(4)相互利益、(5)対話継続、(6)相互のリスク縮小である。

●米中両国は、核兵器、ミサイル防衛宇宙・サイバー戦などの戦略的問題だけでなく、北朝鮮問題など地域の安全保障問題についても話し合うべきだ。こうした議論は究極的には中国自身の利益にも資するものである。

米国の提案に冷淡な解放軍!

 要するに、「今米中軍事交流を真剣に進めないと、将来米中間で軍事衝突を含む不測の事態が必ず起きますよ。その場合、米国は本気で軍事力を使いますよ。それは決して中国の利益にはならないでしょう?」と暗に言っているのだ。

 これらはいずれも、従来、米側が中国に内々伝えてきた内容だろうが、このスピーチの意味は、ゲーツ長官訪中の直前に、極めて強い対中メッセージを公の場で発したことにある。

逆に言えば、米国は「もはや水面下の説得では効果がない」と考え始めているということだろう。

 しかし、誇り高き人民解放軍が中国側の面子を潰すような「米国式恫喝」に屈するはずはない。

 今回の殲20試作機の試験飛行は、米国防総省からの呼びかけを事実上拒否するとともに、解放軍の反対にもかかわらず米中軍事交流を進めようとした胡錦濤警告を与えるメッセージだったと思えてならない。

 今回のゲーツ訪中では、米中が「軍事交流を本格的に再開する」ことで合意したことになっているが、その真相は19日から始まる胡錦濤総書記の訪米で明らかになるだろう。

 胡錦濤は一体何を語るのか、訪米中に人民解放軍はどう動くのか、興味は尽きない。次回はこの「胡錦濤訪米」に焦点を当てつつ、解放軍が米中軍事交流を嫌がる本当の理由について考えてみたい。

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天皇

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%9A%87

 

櫻井よしこ 『週刊新潮』 2011年1月13日 日本ルネッサンス 第443回


短い正月休みだったが、今年の歳旦祭(さいたんさい)はとりわけ心にしみた。

毎年大晦日から元旦にかけて、私は近くの神社に足繁く通う。まず大晦日の夕方の大祓式で、絹の袍(ほう)(大袖の上着)と袴、いずれも純白の装束に身を包んだ宮司さまに一年間の罪と穢を祓い除いていただき、新年に備える。今年もまた、多勢が集った赤坂氷川神社で、顔見知りの人たちと一年の無事を確認し合って嬉しい気持になる。

除夜の鐘が鳴り響くころ、厚着で初詣に出かける。赤坂氷川神社の初詣の楽しみは、江戸時代の文化財が楽しめることだ。同神社の御祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)である。天照大神の弟神の素戔嗚尊は、天上では暴れん坊で悪役の神として描かれているが、出雲に降臨して以降は勇敢かつ素朴で平和な神として知られる。

出雲では八岐大蛇(やまたのおろち)を征伐し人身御供の奇稲田姫(くしいなだひめひめ)を助けた。後に姫と結婚し、大国主命(おおくにぬしのみこと)が生まれた。両神様も赤坂氷川神社の祭神である。

今年、境内には、日本武尊(やまとたけるのみこと)の珍しい女装姿の人形が飾られた。敵を待ち伏せするための女装で、江戸時代後期の作だ。丈高い人形や夜空の星を眺める内に参拝の順が回ってきた。一年間守っていただいたお礼を心の中で言上し、甘酒をいただき、おみくじを引き、参道脇で赤々と燃える焚き火で暖をとり、家路に向かう。

元旦は早々と身仕舞を整え、歳旦祭に出かける。宮司に合わせて皆深く一礼する。日本人はお辞儀に深い意味をこめるのだ。宮司の四方拝につづいて祝詞が上げられ、新年の日本の安泰と国民の幸福が祈念される。

一時間ほどで終わった歳旦祭の最後に宮司の惠川義昭氏が語った。

「毎年、皆さんの幸福を願い歳旦祭をとり行えることを本当に感謝しています。ですが、天皇陛下は、私たちよりずっと早く、陽も上がらない時間に、国民全員のために祈って下さっています。有難いことだと感謝せずにはいられません」

国民の幸せのための祈り

私ははっと気付かされた。多くの日本人は天皇陛下が折りに触れ、国民のために祈って下さっていることや皇室の最重要の役割が国家、国民の安寧を願う祭祀であることを意識さえしていない。知りもしない。

実際に天皇陛下はどのように祈って下さっているのか。「産経新聞」の宮内庁担当記者だった山本雅人氏の『天皇陛下の全仕事』(講談社現代新書)で見てみよう。ちなみに氏は担当記者として毎日拝見することになる以前と以後の「天皇像」に大きなギャップがあったとし、一般の国民も同じだろうと感じて本書をまとめたそうだ。報道される皇室関係のニュースでは、「一般参賀や地方訪問でのお手振り」などが皇族の仕事だと考えがちだが、実際は全く異なる。もっと重要な、国民の幸せのための祈りは皇室の私的行事と位置づけられ、殆んど報じられない。しかし、国民に伝えられない祈りこそ、皇室が常に最重要視し、自らの存在意義としてきた重要な活動なのである。

『天皇陛下の全仕事』によると、天皇陛下は元旦の午前5時半には宮中三殿に並ぶ神嘉殿(しんかでん)の前庭にお出ましになる。庭中央の、屋根だけの東屋風の簡素な建物には清潔な青畳が敷かれ、陛下はそこで皇室の祖先神が祭られている伊勢神宮に遥拝し、国の安泰と国民の幸福、農作物の豊作などを祈り四方拝を行われる。元旦の東京の日の出は午前6時50分頃、したがって周りは暗く、厳しい寒さの中での厳粛な祈りである。

御所から神嘉殿に向かわれる陛下をお見送りして、皇后美智子さまが詠まれた歌を、山本氏は紹介する。

年ごとに 月の在(あ)りどを 確かむる 歳旦祭に 君を送りて

歳旦祭に臨む前に、陛下はすでに御所で身を浄め、身装いを正しておられる。祖先の神々に祈りを捧げるずっと前から始まる仕度を、皇后さまは陛下と呼吸を合わせるようなお気持で見守っておられることだろう。そして、いよいよお出ましの時、闇に鎮まる皇居の森から視線を空に上げて、月の光を探される美智子さまのお姿が浮かんでくる。

今上天皇は、新聞もテレビもあまり報じないこうした古代の祭祀を非常に大切になさるという。自らを慎み古式の装束での祭祀は年間30回を超えるそうだ。それを忙しい「公務」の間に手抜きもなさらず、とり行っておられる。かつて天皇は日本のまつりごとの主宰者だった。まつりごとは「祭り」であり「政」だった。これを一変させたのがGHQだ。

『天皇と神道 GHQの宗教政策』(サイマル出版会)で、ウィリアム・ウッダード氏が詳述しているが、GHQは統合参謀本部の命令に基づき、日本国の大変革に取り組んだ。柱は「神道の国家からの分離」と「神道の教育制度からの除去」、即ち、「天皇の人間宣言」と「神道指令」だった。前者の説明は不要であろう。後者は「神社神道を国教とする制度を廃止し、政教分離の原則を確立し、宗教と教育から軍国主義と超国家主義を除去すること」だった。

日本の文化文明の芯

米国務省は神道が軍国主義の元凶であり、日本政府が国民に神道信仰を強要してきたと考えたのだ。この誤った認識に基づいて、米国は日本の文化及び国の形まで変えた。その一端が祭祀を天皇家の私的行為と位置づけ、日本人の生活から神道に関係するすべてを取り除くことだった。

一例が祝祭日の命名である。2月11日は神武天皇即位を祝う日で、かつて紀元節と呼ばれた。占領軍は神道排除に走るあまり、「たとえ国会で紀元節が承認されても、これを許可することはできない」として、2月11日の祭日を許さなかった。一体全体、一国の建国記念日をここまで否定してよいものか。

ちなみに、2月11日は戦後21年目の1966年、「建国記念日」と名前を変えて祝日となった。

農業国日本の一年は、天皇が国民の安寧と五穀豊穣を神々に祈って下さり、その祀りを軸にすぎていく。国民の生活も祝日も同様である。1月1日の歳旦祭のあとは2月11日の紀元節、3月21日の春季皇霊祭、8月15日のお盆の日、9月23日の秋季皇霊祭、10月17日の神嘗祭、11月23日の新嘗祭などが続いていった。

これらは戦後、春分の日や秋分の日、文化の日や勤労感謝の日となり、歴史とも文化とも、また四季とさえも無関係の祝日になった。皇室の祈りは天皇家の私的行事に矮小化されたまま、現在に至る。そのことを指摘したのが惠川宮司の挨拶だった。

皇室はいま国民の無関心や知識不足の中で、皇位継承問題も含め大きな危機に直面している。そのことは、そのまま日本の危機である。日本が漂流し始めたいま、日本の文化文明の芯となってきた皇室と国民の、来し方行く末を考えたいものだ。皇位継承の安定を保つためにも皇室典範の改正も急ぎたいと切望する。

10年はエコカー減税でコンパクトカーが大ブームだったが'11年は何がくる?

2011年01月04日(火)現代ビジネス

エコカー補助金に翻弄された,10年のクルマ界さてさて,11年はどんな年になるのだろうか?ニューカー予想から,11年のトレンドを占う!

 2010年、食べるラー油が大ヒットし、大相撲では野球賭博で解雇者が出るいっぽう、横綱白鵬が連勝記録に挑み世間を沸かせた年であった。

クルマ界では、前年から継続していたエコカー補助金が9月中旬で打ち切られることになり、直前の7月、8月はディーラーもお祭り騒ぎの賑わいで、クルマ販売は久しぶりに活況を呈し、とくにコンパクトカーの販売が躍進した。

 それまでの低迷を一気にふっ飛ばしたかに見えた。

 しかし、期限前に予算が底をつくと消費者は正直なもの。潮が引くようにディーラーの店先から客の姿が消えていくのに時間はかからない。補助金が打ち切られてからのクルマ販売は以前に逆戻りだ。

 コンパクトカーの好調も、補助金によって作られたトレンドだったのかもしれない。結局、'10年でもっとも売れたクルマは前年に続いてプリウス。やはり、時代が環境対策に動いているのを証明した格好だ。

 ハイブリッドが注目されたのも'10年の傾向。2月、ホンダからハイブリッド初のスポーティモデルCR-Zが誕生し、一躍時代の寵児に躍り出た。

 ところが、夏を境に販売が急に冷え込んでしまう。業界でも'10年七不思議に数えられそうな事態だが、ハイブリッドのあり方を考えさせられる急降下といえる。

 '10年のクルマ界で注目されたテクノロジーは2つ。アイドリングストップとスバルのアイサイトだ。

 アイドリングストップは、比較的安価で燃費を向上させることが市場に受け入れられ'10年のヒット商品となった。

 もう一つのアイサイト。運転支援システムはトヨタ、日産でも導入しているが、アイサイトはカメラを使った独自のシステムで、リーズナブルな価格で提供したことから注目を集めた。

 さらに年末にはリーフが誕生しEVの扉を開けた。環境対策はこれからもますます加速していくだろう。

クルマ界の'11年はどうなるか。前年のコンパクトカーの好調から変化はあるのか。トヨタの軽自動車参入は影響するか。楽しみではあるが、'11年こそ、クルマ本来の魅力により本物のトレンドが生まれる。それだけは間違いないだろう。

インプレッサ、FT-86、ティーダターボ・・・スポーツモデルのトレンドはくるか?

'11年後半はスポーツモデルが話題をさらいそうな気配だ。

 まず注目するのはスバルの新型インプレッサ。前号でお伝えしたとおり、ロサンゼルスショーでコンセプトモデルがお披露目されたが、完成度は高く市販車に限りなく近い印象。

 ショー直前にスバル関係者が「カッコいいクルマ」と自信を持って送り出していることからも期待感は高まる。

 新開発のFB20型の水平対向エンジンにCVTが組み合わされ、スポーティでありながら燃費もいい、というまさに新時代のスポーティカーだ。

 ターボモデルでは、ティーダターボも'11年デビューする。先にジュークに追加された1.6ℓのターボユニットを搭載、全長4250mm、車重約1200kgのボディを190psのパワーで引っ張ることになり、ジュークターボ同等かそれ以上のパフォーマンスになるだろう。


ここ数年、スポーティカー低迷が続くなか、頑張ってリードしてきたのが大パワーのGT-Rやランエボだった。

 '11年は、ジュークやティーダターボのように、いかにもスポーティモデルというのではなく、コンパクトなスポーティモデルのムーヴメントがくるかもしれない。スポーティカーもダウンサイジングの時代なのだろう。

 いっぽう、NAスポーツではFT-86が主役になる。それにしても、出るぞ、出るぞとクルマ雑誌の誌面を賑わしている車種もここ数年では珍しい。本誌既報のように、'11年末の東京モーターショーで発表されるのはほぼ確実。年末に向かってスポーツカーのトレンドが加速しそうだ。

パワーユニットは2ℓのNAだが、スバルバージョンやチューニングブランド向けにターボエンジン搭載の可能性も残っている。いずれにしても、テストは順調に進んでおり、トヨタが本気でスポーティカーを復活させる日は近い。

 スズキのスイフトスポーツも登場が待たれる。1.6ℓエンジンは前型より10psほどアップされ、スペシャルチューンで官能的な仕上がりとも伝えられる。6MTをテストしていたとの情報も入っており、発売へのカウントダウンがゼロとなるのは、ベースとなるスイフトのフルモデルチェンジからちょうど1年後という情報もある。

 さらに、ホンダのスポーツモデル開発の動きも気になるところだが、巻頭企画でも紹介しているように、ホンダは少し先になりそうだ。

 こうしてみると、前述のようにコンパクトなスポーツモデル、排気量は1.6~2ℓというキーワードがみえてくる。

 '11年スポーツカーは、その後の本格的なトレンドへ向かって突っ走る時期だ。

トヨタ参入、ホンダ逆襲をスズキ、ダイハツが迎撃、'11年は軽自動車に強い風が吹く!!

'11年のクルマ界最大の焦点は軽自動車戦争だろう。トヨタがダイハツのOEM供給を受けて秋から参入する。両社はこれまで、TAD(トヨタアライアンスダイハツ)により軽自動車とコンパクトカー販売の協力関係にあったが、秋以降はライバル関係に変わる。

さて、トヨタが扱う軽自動車は、ムーヴコンテ、ハイゼットとプラス1の計2車種。プラス1の3車種目は検討中とされているが、'10年末にフルモデルチェンジするムーヴとの説もある。とにかく、影響力バツグンのトヨタバッジを付けた軽自動車が市場に流れるのだ。

「下手な新車より効果は大きい」(ダイハツディーラー)と他社は戦々恐々だろう。

 もうひとつ、軽自動車で見逃せない動きがホンダ。巻頭スクープでもお伝えしているように、3モデルのニューカーを一気に投入する。

 ホンダといえば、かつてはスズキ、ダイハツと並ぶ3強の一角として鎬を削っていた。最近は、新型車開発の遅れなどにより両社に水をあけられていたが、いよいよ本腰を入れて巻き返しをはかる。

 予想されるニューカーは、ダイハツタントをベンチマークにした背の高いワゴンで、NAとターボの2本立て。

さらに、その派生モデルもある。いわばタントエグゼのような位置付けだ。3車種目は、軽量で燃費重視のタイプとなるもよう。

 ただ、発売時期は'12年春が有力。'11年にトヨタ参入がキッカケとなって大きな流れが起こる軽自動車界。ホンダがその波をさらに大きく後押し・・・そんなシナリオになりそうだ。

 もちろん、スズキ、ダイハツの2強も対策は万全。ダイハツは'10年末のムーヴ、'11年ミラと主力モデルを相次いでフルモデルチェンジ。スズキは、'10年秋のマイナーチェンジでアイドリングストップを採用して好調のワゴンRを中心に販売体制を見直すことになる。

 エコカー補助金後のクルマ販売は、軽自動車を中心に回っていきそうだ。

ハイブリッドじゃなくても30km/ℓオーバー、燃費競争の多様化が進むと予測

 新開発の「SKY-G」エンジンを搭載して'11年春にデビューする新型デミオの燃費が30.0km/ℓと発表された。

 燃費をよくする手法はいろいろあるが、やはりハイブリッドやEVが主流になりつつある。その流れとは別の方向でマツダが導き出したのが、SKY-Gなのである。

 ごく簡単に説明すると、圧縮比を高めてエンジン効率を向上させトルクをアップする。それにより、低いエンジン回転数で必要な速度を確保できるというエンジンだ。



車重700kgは15年前の軽自動車の平均重量。やればできるんだ! また'11年に登場予定のダイハツイースも注目の一台。極限までボディサイズを小さくするダウンサイジングで車重を700kgに抑えている。

 低炭素社会は自動車メーカーにとって避けられない命題。ハイブリッドだけじゃなく、ノーマル車でどこまで燃費をよくするか、というのがひとつのトレンドになる。

マーチより安いコルトが登場! 格安車がトレンドになる!

 年の瀬も迫った'10年11月末と12月初め、ホンダとトヨタが相次いで価格が100万円前後のアジア向け格安カーを発表した。ホンダのブリオはインドとタイで、トヨタのエティオスはインドで生産され、ともに現地で販売される。

タイ生産で100万円カーというと、日産マーチと同じ。そこで気になるのが日本への導入だが、眼段階では、

「現地生産、現地消費が原則」(伊東孝紳ホンダ社長)など、新興国の大衆車ニーズ拡大への対応であることを強調している。

 両社とも当面は日本への「輸入」の動きは見えないが、少なからず影響はあるだろう。

 

翻って日本市場。'10年7月にフルモデルチェンジしたマーチが、最廉価グレードで100万円を切る価格が話題を呼んだ。

そのマーチを下回る価格で登場しそうなのが三菱の新型コンパクト。ただしやや遅れ'12年春になりそうだ。マーチ同様、タイで生産し国内販売する。エンジンは3気筒の1ℓ。

 マーチの1.2ℓと単純に比較できないが、わずかながらも低価格であること、そして1ℓであることが逆に燃費のよさというメリットを生む。その燃費は27km/ℓというから聞き捨てならない。ちなみにコルトも併売。

話は東南アジアに戻るが、早くからインド市場を重視してきたスズキ、さらには韓国のヒュンダイ自動車は、すでに現地価格で50万円を切るクルマを販売している。

 トヨタもホンダも、現地の格安車競争のスタートラインに遅れて着いた状況だ。

 トヨタもホンダも、さらなるコストダウンを明らかにはしているが、そう簡単にいくとは思っていないだろう。となると、日本への導入によるスケールメリットでの価格比引き下げも可能性として考えられる。低価格車販売が本格化するのは'12年だが、'11年、マーチセダンや5ドア(ノート後継)など現地からのニュースが低価格車への興味をかきたてる。

フリード&スパイクにHV、プリウスαも登場、ミニバン、ワゴンにハイブリッドの波!

 '10年のクルマ界は、良くも悪くもエコカーがブームとなり、ハイブリッド化が促進された年だった。ミニバンやSUVも例外ではなかったが、これまではエスティマやアルファードなどのクラスに限られている。

 '11年はその流れが下のクラスまで進む勢い。登場が予想されるのは、フリードとフリードスパイクのHV、そしてプリウスのミニバンとなるプリウスαだ。

 本誌が何度もお伝えしたプリウスαは'11年3月、いよいよ誕生する。2ℓクラスのミニバン初のハイブリッドで、主力の7人乗りと廉価版の5人乗りがラインナップされる。パワーユニットはプリウスと同じ1.8ℓガソリンとモーターの組み合わせ。樹脂製パノラマルーフを採用するなど軽量化にも力を入れ、燃費は30km/ℓを上まわる。

 さらにクラスダウンが進むのは、'11年秋にデビュー予定の1.5ℓ+モーターを採用するフリードファミリーのハイブリッド。CR-Zのシステムとはセッティングを変えて燃費重視の味付けが施される予定だ。

 また3列シート仕様のフリードは、バッテリー積載の関係で3列目を2人掛けとし、乗車定員を1人減の6人乗り、7人乗りに変更するようだ。

 いわゆるファミリークラスのミニバンまでハイブリッド化の波が押し寄せる'11年のクルマ界。これが新トレンドとなる?

リーフ発売開始、プリウスPHVが続く!EV&PHV時代に突入していくのか!?

 ここまでメーカーの燃費対策について触れてきたが、各社がひっちゃきになって取り組むには理由がある。ヨーロッパでは、'15年までにメーカー合計のCO2排出量が規制される新ルールが始まり、その対策として燃費向上が必須条件なのである。

 したがって、'11年も燃費対策の傾向は変わらないどころかますます加速するだろう。

 そして燃費向上対策の中心は、いうまでもなくハイブリッドからEVへの流れだが、'11年はプラグインハイブリッド(PHV)が主役に躍り出そうだ。

 すでに、一部のフリート向けにリースしているプリウスのPHVが登場するのが'11年末の予定で、その段階で日本車の環境対策は次のステップに上がると考えていいだろう。

プリウスPHVは、格安の270万円が予想される。これだけ安いと、普通のプリウスを買うのがばかばかしくなるかもしれない。市販は'11年末、PHVは間違いなくトレンドとなる。ホンダは'12年に向けPHVを市販予定するし、スズキも同様だ。そうなるとますますPHVは加熱する。

 いっぽう、EVは'10年12月、いよいよ日産のリーフが誕生しEV時代の扉が開いた。事前の予約は日米とも好調だったが、やはり走りだしてからの市場の評価が重要になる。

 ただ、残念ながらリーフに続くEVは'12年のiQになりそうだ。'10年11月に開発中の車両で試乗会が開催されたが、まだ実用レベルではないようだ。

 EVが自動車界のトレンドとなるには、もう少し時間がかかるかもしれない。

'11年カー用品のトレンドをズバリ予測する
 「'11年こそ明るい年に」という意味も込めて、'10年に流行の兆しを見せたLEDランプの人気がますます加速。いよいよ'11年は本格的なトレンドになると予測する。もともと、ファッション性が高いことに加え、出始めの頃に比べれば値段が2~3割程度下がっていることも大きい。

そして'11年はズバリ、ヘッドライトLEDがくる。早ければ'11年年後半頃には、取り換え用が販売コーナーの中心を飾るようになるかもしれない。

 ちょっと頭打ち気味といわれるPNDも、単に安いだけではなく、プラスαを謳ったものが増え始めた。PNDなのに、HDDタイプに負けないほど高機能な「エアーナビ」はその代表。ナビでレーダー探知機でミュージックプレーヤーといった、多機能性を誇る「イエラ」シリーズなども、'11年に強い人気を発揮しそうだ。

 また、遊び心を刺激するPNDも登場した。それが「宇宙戦艦ヤマトナビ」である。これをつければ、もう愛車はすっかり「ヤマト」に変身。さらに、後付けの波動砲がついていれば、大ヒット間違いないのだが・・・。

とにかく、こういった企画はさまざまな分野に発展性を秘めており、'11年にどんなアイデアが出てくるか楽しみだ。ちなみに、アントニオ猪木の声で案内する「闘魂ナビ」もある。

 空前のペットブームといわれるなか、クルマでペットと一緒に出かける機会が増えている。ペットの安全だけではなく、ドライバーや同乗者に支障が起きないような対策のため、ペット関連グッズの需要が高まってくるだろう。

 ペット用BOXやハーネスのほか、清潔さを保つために清掃用品などにも専門グッズが登場するかもしれない。そのうち、カーメーカーの純正で、ペット専用シートが用意されたりして・・・。

nikkei TRENDYnet 1月12日(水)

 定額で同じキャリア間の通話がし放題となる「通話定額」のサービスは、ウィルコムやソフトバンクモバイルを中心に多くの人に利用されている。だが、この通話定額サービス競争も、各社の取り組みにより、新たな次元に突入しようとしている。ここ最近の通話定額サービスの動向についてまとめてみよう。

“同じキャリア同士で長時間通話”の限界

 これまでの通話定額サービスは、同じキャリアの携帯電話同士で通話した場合のみ、無料でし放題になるというのが大きな特徴であった。24時間定額で通話が可能なウィルコムの「新ウィルコム定額プランS」や、21時~翌1時以外の通話が定額となるソフトバンクモバイルの「ホワイトプラン」、指定した3人までの通話が定額となるauのオプションサービス「ガンガントーク(指定通話定額)」などがそれに相当する。

 こうした通話定額は現在でも人気のあるサービスだが、弱点もある。1つは、同じキャリア同士でしか通話定額サービスが受けられないこと。理由は、自社内の通話であれば他社に支払うアクセスチャージが発生しないが、他社に通話するとなると、必ずアクセスチャージが発生するため、通話定額の実現が難しいからだ。

 そしてもう1つは、長時間通話し放題というニーズが意外と限られているということだ。通話定額のパイオニアであるウィルコムを見ても、通話定額の主要ターゲットとなっているのは、コミュニケーション需要の大きい女性を中心とした若年層。同キャリア間の長時間通話定額というだけでは、幅広い層の獲得に至らなかったと言える。

 音声通話からメールへとコミュニケーション手段が変化した昨今、通話定額が音声通話の価値を高める大きな要素となったのは確かだ。だがより魅力を高めて、利用者数を増やすには、新たな価値が求められていたのも事実であろう。

増える“同じキャリア同士”の壁を突破する動き

 通話定額の魅力を高める方法は、自社キャリア以外との通話を定額にするということだが、これを実現する上で大きな壁となっているのが、先にも触れた通り、通話するたびに他社に支払う必要のあるアクセスチャージである。

 だが、そのアクセスチャージを支払ってもなお採算が取れると判断し、他社との通話定額を実現したのがウィルコムの「だれとでも定額」である。これは月額980円支払うことで、他社の携帯電話や固定電話、IP電話などとの通話が定額になるというもので、昨年12月3日からサービスを開始している。

 定額といっても、10分を超える通話は有料となるほか、通話定額は月500回までという制限が設けられている。その上で採算が取れると判断してサービスの提供に至ったといえよう。だが、長時間通話ができなくとも、相手先を問わず通話定額ができるというのは、通話定額の価値を大きく変えるものであることに違いない。

 ウィルコムの動きに合わせ、イー・モバイルも1月14日から「通話定額キャンペーン」を開始している。これは「Pocket WiFi S(S31HW)」「HTC Aria(S31HT)」向けの料金プラン「スマートプラン」「スマートプランライト」に月額1820円を追加することで、25カ月間、イー・モバイルをはじめとした携帯電話・固定電話・IP電話の10分以内の通話が、月500回まで定額で利用できるというもの。ウィルコムと比べ、期間限定のキャンペーンであるほか、自社回線の通話が24時間定額になる訳ではない、通信回線の充実度に課題があるといった弱みはあるものの、“他社向け通話も定額”という動きが広まりを見せているのは確かだ。

電話を超えた通話定額を実現するau

 アクセスチャージの壁を越え、通話定額を実現するもう1つの動きが、KDDI(au)の「Skype au」である。「IS03」など同社のスマートフォン向けに提供しているこのサービスは、インターネット電話サービスとして知られる「Skype」を使って通話定額を実現するというもの。これによりSkype auの利用者同士だけでなく、PCなどでSkypeを利用している人との通話定額を実現するという訳だ。

 Skype自体はiPhoneなど他のスマートフォンでも利用できないこともないが、Skype auは、通話をデータ通信ではなく、通常の音声通話と同じ形で実現しているという点で、大きく異なっている。これにより、データ通信による通話と比べ、安定した通話を実現している。

 元々Skype同士の通話は無料であることから、通話料で収益を上げているKDDI自身が、これを“禁断のアプリ“とうたっているのは周知の通りだ。実際、“24時間定額”が当たり前となっている固定ブロードバンド回線主体で利用されているSkypeの使われ方は、ユーザーによって非常に多岐にわたっており、長時間つなぎっ放しにしているという人も少なくない。

 Skype auの使われ方も同様の傾向が強まると、通話料の獲得ができないだけでなく、回線がひっ迫し、他の利用者に影響が及ぶ可能性も考えられる。こうしたことから、現在のSkype auの料金体系は2011年11月30日までのものとなっており、それ以降の料金は回線状況などを見極めた上で判断されるものと思われる。

 また他の通話定額サービスとは異なり、Skypeは基本的に一般的な電話と直接通話するサービスではない。それゆえauのスマートフォンを見ても、電話帳とSkype auとの連携が不十分であるなど、Skypeを知らない人に利用してもらうには、課題が多く残されている。auは既存の携帯電話向けにもSkype auを提供すると発表しているが、今後はSkype、そしてPCに慣れた人以外に向けた取り組みが求められるだろう。

音声通話の魅力は再び開花するか? 

 近年、通話料・基本料の低廉化に伴い、各キャリア共に音声ARPU(=Average Revenue Per User:月間電気通信事業収入)の減少が続いている。そこで、各社ともに、データ通信の需要を引き上げて、データARPUを向上させようという動きを強めている。各社がスマートフォンの販売に力を入れているのも、データ通信の利用を増やし、ARPUを向上させる狙いが大きい。

 またサービス面においても、最近はメールだけでなく、SNSやブログ、Twitterに代表されるように、Webサイトやアプリケーションを経由したソーシャル・コミュニケーションサービスなどの人気も高まってきている。コミュニケーション需要もデータ通信が主体で、ヘビーユーザーを除くと音声通話の比重は減少してきているといえるかもしれない。

 だが、過去にウィルコムが“通話定額“で音声通話に新しい価値をもたらしたように、新たな“通話定額”が、再び音声通話の価値を高める可能性も大いに考えられる。ウィルコムの宮内謙社長も、だれとでも定額のサービス発表時に、「3カ月以内の純増を目指す」と話していたように、新サービスでの需要開拓にかける各社の意気込みは大きい。

 データ通信需要の開拓に対する取り組みが積極化する中、新たな通話定額サービスで、携帯電話の本質ともいえる“音声”の需要をどこまで掘り起こすことができるか。各社の新サービスが本格化する今年は、音声通話の価値が再び大きく問われる1年になるともいえそうだ。

演題「 尖閣・南シナ海・インド洋」

講演者 問題提起:櫻井よしこ理事長

パネリスト:安倍晋三元首相、田久保忠衛副理事長、島田洋一企画委員
国家基本問題研究所
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E5%AE%B6%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E6%89%80  


開催日時 2011年01月20日 (木) 18:30~20:30

※ 受付開始は、18:00~となります.

場所 星陵会館

【住所】東京都千代田区永田町2丁目16-2
【TEL】 03-3581-5650

参加資格 どなた様でも参加いただけます。
備考 会費:1,000円 (会員)
      2,000円 (一般) 
 
*会費は当日会場にてお支払いください。

*会員の方は、入場券(はがき・1月7日送付予定)をお持ちください。
*一般の方は、申込み完了画面を印刷してお持ち下さい。

*定員に達し次第、締め切らせていただきます。事前のお申し込みがない場合、入場できない場合がありますので、ご注意ください。
  
*複数名でのお申込みは受け付けておりません。お一人様ずつのお申し込みをお願い致します。
 
*会員の方は、あらかじめ「会員ログイン」をされますと下記必要事項が自動入力されます。

*Eメールアドレスが違っているため、受付確認の自動返信メールが届かない方がいらっしゃいます。お申込みの前に、メールアドレスを再度ご確認ください。

 

櫻井よしこが視聴者に伝えたい中国に対する問題点 part 1/2
http://www.youtube.com/watch?v=Pn-hrK-XzkE&feature=related

櫻井よしこが視聴者に伝えたい中国に対する問題点 part 2/2
http://www.youtube.com/watch?v=vEZnotiS-pY&feature=related

櫻井よしこ(動画検索)
http://video.search.yahoo.co.jp/search?ei=UTF-8&fr=sb-necctp_sa&p=%E6%AB%BB%E4%BA%95%E3%82%88%E3%81%97%E3%81%93

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