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[参考]朝鮮半島における在韓米軍によるこれまでの作戦計画
■作戦計画5026(限定空爆作戦)
この作戦計画は90 年代初めの「第1次核危機」の際に立案されたもので、決定的
なピンポイント目標をレーザー誘導爆弾や衛星誘導爆弾など最先端兵器で破壊し、
「サージカル・ストライク(外科手術的打撃)」とも呼ばれている。限定的な攻撃と
はいえ、先ずは防空能力を無力化させる必要があり、核施設に対する攻撃では放射能
汚染の懸念もあり、地下施設に対する攻撃では核を含む高性能兵器の使用も考慮せざ
るを得なくなるほど、作戦実施のハードルは高い。また、北朝鮮の対応によっては全
面戦争に発展する可能性も高く、「限定空爆」だけでは終わらない危険性が考えられ
る。
■ 作戦計画5027(武力統一作戦)
1970 年代における米韓両国は、「北朝鮮による南侵で首都防御線が突破された場合
は、一旦ソウルを放棄して南方に後退し、米本土からの米軍増派を待って段階的に反
撃に移り、軍事境界線以北に敵を撃退する」という朝鮮戦争当時と同じ戦略をとって
いたが、80 年代に入ると、「南進をソウル北方で阻止し、必ず敵を撃退する」と積極
的なものに変わった。90 年代に入り核危機が深刻になるなかで、北朝鮮が南侵し本格
的な戦争が勃発した場合、これを「吸収統一」の機会と位置づけ、米韓連合軍は積極
的に攻勢に転じ、一気に北上して平壌を占領し、国土統一を果たす、と大幅に戦略は
変更された。94 年3月23 日、韓国国会の国防委員会で李炳台国防相が、初めてその
作戦内容を明らかにした。
作戦計画5027の具体的内容(2 年毎に更新)
第1段階(戦争前)米軍の前方展開作戦による戦争抑止
第2段階(反撃)朝鮮人民軍の南侵をソウル以北で阻止
在日米軍基地などから約500 機の作戦機を発進させて制空権を確保し、北朝鮮の
後方戦略施設を空爆
第3段階(撃滅)朝鮮人民軍の主力を撃滅
米韓連合軍は東部戦線の軍事境界線を突破し、米軍は陸海空3軍合同による大規
模な上陸作戦を元山で実施。この段階では在韓米軍(3万5千人)以外に、重装備
歩兵旅団11 個、軽歩兵旅団8個、戦闘機中隊34 個、爆撃飛行中隊4個、空母機動
部隊6個など、米軍の半数にあたる55 万人の兵力を投入する必要がある(米ワシ
ントン・ポスト紙93 年12 月2日付)
第4段階(占領)上陸部隊が平壌を占領
上陸部隊が西進し、平壌を占領し孤立化させる。米韓連合軍は新義州、平壌、元
山など重要拠点を確保。中国を刺激しないために、定州〜咸興ライン(マッカーサ
−・ライン)、あるいは、新義州〜咸興ライン以南で進軍を停止する案もある
第5段階(終戦後)占領地域を軍事統治し、韓国政府主導による南北統一を実現
占領地域では占領軍司令官(米韓連合軍司令官)の主導で、1 年以上の軍政を実
施したあと、国連監視のもとで選挙をおこない、住民の意思を問うべきだと米軍側
は考えている。しかし、韓国側は、占領地は「統一行政院」の主管とし、戒厳令を
宣言して韓国の国内法を適用し、1 年以内に「未修復地(北朝鮮)」を修復(統合)
すると考えていた。しかしながら、南北共同宣言後は、この作戦は実質的に放棄さ
れたと推定される
■5028は欠番
■作戦計画5029(崩壊対応作戦)
この作戦計画は北朝鮮でクーデターなどによる崩壊で不安定化した場合、韓国軍と
在韓米軍の協議で「北朝鮮の内部混乱」を「戦時」とみなして軍事介入することを想
定し、1999 年に策定された。しかし、「内部混乱」が「戦時」と判定されれば、米韓
相互防衛条約にもとづき韓国軍は米軍の指揮下に入ることになるため、「韓国の主権
に重大な制約がかかる」として盧武鉉政権は、04 年末からの協議を05 年1月に中断
させ、作戦計画は宙に浮く事態になっている。
想定される「内部混乱」
(1) クーデターや内戦の発生
(2) 政権が核・サイルの統制権を失った事態
(3) 大量脱北者の発生
(4) 韓国人人質事件の発生
(5) 大規模な災害
■作戦計画5030(撹乱工作作戦)
<略>
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