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蒼井そら
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%BC%E4%BA%95%E3%81%9D%E3%82%89
■「蒼井そら」に関する写真
http://image.searchina.ne.jp/view.cgi?d=0202715&p=pop&l=pop
2011/01/16(日) サーチナ
韓国人ブロガーのAngel Maker(ハンドルネーム)氏は、日本のAV女優である蒼井そらさんが中国で人気がある理由について考察した。「彼女はもう1度、中国のインターネットユーザーらの心をつかんだ」と述べ、蒼井そらが自らのブログに「給力」という漢字を書き、その写真を掲載したことを紹介した。
■「蒼井そら」に関する写真
「給力」はすごいという意味で、中国のインターネット上で流行している言葉だ。蒼井さんは、新年のあいさつも中国語で伝えており、多くのコメントが寄せられた。筆者は、「コメント数からみると、中国の芸能人よりも人気があると言っても過言ではない」とつづった。
蒼井さんが中国のサイトにブログをオープンした際、わずか6時間でフォロワーが13万人を突破するなど、中国で人気を巻き起こしたと筆者は語る。「蒼井さんは、P2Pを通じた日本AVファイルの流通によって中国ファンたちに知られた。中国映画に出演したり、さまざまなイベントにも参加するなど、着実に自身をアピールしている」と述べた。
続けて、「四川大地震の発生後、蒼井さんは自身のブログで地震被害者のため、募金活動を呼びかけたことがある。中国のネットユーザーらは、中国人を関心する彼女の姿に惹かれた。この行動が意図的であるとしても、中国のファンたちを感動させた」との見方を示した。
蒼井さんが中国で人気がある理由については、「芸能人ではない、それも日本のAV女優が中国のトップスターに劣らない待遇を受けている。彼女は自身のブログやツイッターなどに、中国のファンたちを思いやる簡単な文章などを掲載するだけだが、そこには真心が含まれていて中国人たちは彼女を愛するしかない」と論じた。
ブロガーの『やればできる』氏は、中国のポータルサイト「网易」が実施したアンケート調査結果を挙げ、中国での蒼井そらの人気ぶりを伝えた。筆者によると、中国人男性4000人を対象に行った「自身が思う最高のセクシースターは」というアンケート調査では、76%の中国人男性が蒼井さんを選んだという。(編集担当:永井武)
◇AV女優「蒼井そら先生」が中国人に講義で評価うなぎのぼり!
2011/01/13(木) サーチナ
日本のAV女優、蒼井そらさんこのほど、中国のインターネットユーザーたちの希望に応えて毛筆の腕前を披露した。蒼井さんは「不挂科(試験に合格する意味)」「給力(良い、すごい、おもしろいなどの意味)」などの流行語を毛筆で披露すると、その腕前に多くの中国インターネットユーザーからは、「最近では中国の学生でも、これだけきれいな漢字を書くことができる人はいない」と評価の声があがった。都市時報が報じた。
記事は、「その腕前から蒼井そらに書道経験があることは見てとれる。日本の芸能人がこれだけの書道の腕前を持つことは大したものだ。多くの中国人は『書道は中国が世界に誇る文化なのに、今では練習する人も少ない』と恥ずかしく感じている』と報じた。
蒼井そらさんは中国で「先生」とも呼ばれており、そこには複雑な意味が含まれている。多くの中国人にとって蒼井は女優であると同時に、身体芸術家であり生理学の教師でもあるためだという。
記事は、「彼女の書道を見た後は、みなが心から彼女を先生と呼ぶはずだ。彼女はわれわれに「慧外秀中(外見が美しく、内面が聡明(そうめい)であること)」の何たるかを体現し、何をなりわいとしようと内面的な修養が大切であることを教えてくれる。これに比べて、われわれの周りにいるパトカーに先導されて得意になっている俗っぽいアイドルなど、一見の価値もない」と評価した。
蒼井そらさんが中国人に「講義」したのは今回が初めてではない。2010年4月、ミニブログで四川地震災害への募金を呼び掛け、多くの中国人を感動させた。当時、蒼井そらさんは中国のネットユーザーから「徳芸双馨(内面的徳と芸術の才能ともに優れていること)」の称号が贈られるとともに、「身体も心も美しい」との評価を獲得した。
記事は、「中国にいる慈善詐欺スキャンダルのスターたちは自身を恥ずべきで、そのようなスターをありがたがっていた中国人は『人はみかけによらない』ことを悟るべきだ」と結んだ。(編集担当:畠山栄)
未来を拓く(6)若手生産者の挑戦!
妻有畜産(第36回 日本農業賞大賞受賞)
http://www.zenchu-ja.or.jp/prize/pdf/071212_06.pdf#search='妻有畜産';
妻有ポーク( 美味爛漫どっとコム)
http://bimiranman.com/SHOP/616166/list.html
2011年1月14日 新潟日報
「細菌を運んでくるネズミ対策を考えないと」「単独では難しい。共同で対応した方が効果がでる」。十日町市で開かれる若手養豚生産者グルーブ「ぶたのしっぽ」の研修会では、活発な議論が繰り広げられる。ブランド豚「妻有ポーク」で知られる同市と津南町の20~30代の後継者や従業員約30人の集まりだ。
同市の沢口養豚場社長・沢口晋さん(31)らが中心となって1年前に結成した。適度な脂肪分があって柔らかく、肉色の良さも評価される妻有ポーク。ブランドに育て上げた経営者の多くが60歳前後となる中、次を担う世代が飼育方法の研修会や意見交換を定期的に行う。
県内の養豚農家は2000年から10年間で約1000戸減少し、167戸。09年1年間だけでも10戸が廃業した。沢口さんは「生き残るには経営体ごとのやり方に固執せず、技術研究を進める必要がある。みんなが集まる場があれば、情報交換もできる」と狙いを語る。ブランド力強化へ、メンバー自らスーパー店頭に立ち生産方法などを発信する方針だ。
06年にUターン就農した沢口さんはメンバーで唯一の経営者。妻有ポークの生産農家10戸でつくるグルーブ「妻有畜産」の中でも若手リーダー的存在だ。魚沼地域は最高級品として知られるコシヒカリが注目されるが、沢口さんは「妻有ポークも幅広い世代にファンがいて、やりがいがある」と話す。
妻有畜産の田中勤代表(56)は「経営が厳しいといわれる中でも養豚に飛び込んできた芯のある若者ばかり。未熟な部分もあるが、研修などを通じて成長していけば安心して次を任せられる」と期待を寄せる。
同地域は、外部から仕入れた豚を一時搬入する隔離豚舎を設置するなど先進的な伝染病予防策をとり、安心・安全面でも評価が高い。08年からは、都内の有名ラーメン店から卸業者を通じて注文が入るようにもなった。
しかし、養豚経営には逆風が吹く。景気低迷で枝肉価格は07年をピークに下落が続き、逆に輸入トウモロコシなど飼料価格は高騰。昨年、宮崎で口蹄疫が発生した際は国産肉のイメージ悪化も心配した。さらに危機感を強めたのが、政府が参加を検討する環太平洋連携協定(TPP)豚肉は現在も米国などから輸入され国産の2~3割安で流通するが、関税が撤廃されれば半額前後まで下がるとされる。
沢口さんはTPP参加も想定し「安心、安全は前提になる。定時・定量・定品質の供給態勢を整え、業者や消費者にアピールしなければ、ますます経営は厳しくなる」と話す。豚舎の改築や増棟も視野に入れ、さらに効率的な出荷や肉質の向上に取り組む。「生産者同士が切磋琢磨して飼育能力を向上させれば十分やっていける。地域のブランド力をさらに高めたい」と力を込めた。
石川遼のフォトギャラリー
http://www.golfdigest.co.jp/magazine/tournament/photo/results.aspx?id=18864
湯沢町
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B9%AF%E6%B2%A2%E7%94%BA
2011.1.15 05:02 SANSPO.COM
町ぐるみで、押し上げる。春から縁起のいい、朗報が、届けられた。2年連続となる石川のスキー合宿を、花束や地元名産品のプレゼントで出迎えた湯沢町の上村清隆町長(64)が、「住民からそういう声が上がったときに対応できるよう、昨年12月の町議会で名誉町民条例を制定しました」と発言。石川の第1号表彰を念頭に置いた、“目玉政策”の準備完了を明らかにした。
湯沢町はこれまで、同町出身のスキー・アルペン男子の五輪代表、皆川賢太郎(竹村総合設備)や俳優加山雄三(スキー場経営)らを「特別観光大使」に任命してきたが、議会の議決を必要とする名誉町民は規定すら存在しなかった。
一昨年夏にオープンした石川遼記念館が、昨年7月のリニューアルからわずか半年で入場者1万人を突破するなど、有力な観光資源となってきたことも背景にあるという。まるで、自身のために用意される条例とあって、石川は「えっ?! そう思っていただくのは光栄です。だいぶ重責ですね」と、年頭に決意も新た。
「○○大使」や「□□応援団」など、現時点でもさまざまな肩書を持つ石川だが、想像を上回る町の歓待を実感しながら、「ゴルフを頑張ることでたくさんの人が記念館を訪れ、町も熱くなるのだったら考えたい」。今まで一度も訪れていなかった記念館をこの日、早速視察するなど、受け入れに前向きだ。
記念館には、昨年5月にマークした世界最少スコア「58」のギネス認定証など、記録ずくめの石川の記念品が展示されており、今後も偉業を達成するたびに展示品を増やす方針。夢に掲げる「20歳でマスターズ優勝」に近づくにつれ、「名誉町民」誕生が現実となる。(櫃間訓)
◇石川遼、クロスカントリーは小学生に完敗!
ゴルフダイジェスト・オンライン 1月15日(土)17時18分配信
先週、タイで行われた「ザ・ロイヤルトロフィ」に参戦していた石川遼が、帰国後に恒例となった雪山での合宿を行った。12日から15日まで4日間、体力づくりをメインに行った合宿は最終日の15日に、地元の小学生を招き、クロスカントリーの大会を開いた。
ゼッケン4番をつけた石川は、スタートダッシュこそ元気に飛び出したが、途中小学生2人に追い越されて3位フィニッシュ。「初めてのレースということで、上体に力が入ってしまい、今まで練習してきたような滑りができませんでした」と悔しがる。
レース終了後には、地元湯沢町の方々が中心になって餅つき大会が行われ、ここでも石川は率先して杵を持ち、子供たちとふれ合った。「競技が終わった後で、参加した選手たちと餅つきまでできて嬉しいです。一緒に走ったという共通した気持ちがさらに深まりますね」と、子供たちと一緒につきたてのお餅を頬張った。
合宿中はクロスカントリーに加え、石川の提案で体育館を借りてフットサルも2日間行った。4日間を振り返った石川は「もう体力的には限界に来ています。これで、(自宅に)帰って寝るだけです」と、充実したトレーニングが行えたことを実感する。
タイから帰国後はボールを打つことなく、トレーニングと短いクラブでの素振りを繰り返した。「クロスカントリーでは、左右片方ずつ体重を乗せるという、スイングにも役立つトレーニングができましたし、素振りでもより良いスイングができるようイメージも掴んできました。なので、早くボールを打ってその感触を確かめたいと思います」と話す石川だが、週明けは記者発表会など多くの仕事が予定されているため、本格的にボールを打ち込むのは、もう少し先になりそうだ。
2月の米ツアー参戦前には、石川にとって初めてとなる「ゴルフ合宿」も行う予定になっている。「合宿では、1つのテーマに集中して練習をするのもいいですし、1日に2ラウンドをこなすこともできると思います。米国に渡ってからだと、試合の準備としてボールの行方などを気にしてしまいますが、合宿ならどんなに曲がっても気にせず打ち込めると思うので、今から楽しみです」。多忙なスケジュールに追われる石川だが、着々とシーズン開幕に向けた準備に取り掛かっている。
未来を拓く若手生産者の挑戦(7)!
竹内農園 新潟県長岡市下山6-145-3 TEL:090-2315-3687
http://local-restaurant.jp/map/food.php?id=208
長岡野菜ブランド協会
http://nagaokachuoseika.co.jp/
2011年1月15日 新潟日報
長岡の伝統野菜「体菜」(たいな)が所狭しと並ぶ。漬物加工販売などの株式会社「長岡やさい耕房」(長岡市)の加工場で、同社取締役竹内剛さん(31)らが、寒さで甘みが増した体菜の塩漬け作業を手際よく進めていた。「本当は3月まで売りたいが、1月いっぱいで品切れになりそう」。好調な売れ行きに笑みがこぼれる。
同社は地元農家3戸が昨年2月に設立した。5月に稼働し、年末までの売り上げは1,300万円。3年後には年3,000万円の売り上げを目標とする。共同出資者の一人である竹内さんは地元では珍しい野菜専業農家「竹内農園」の主でもある。生鮮野菜より高値で売れる漬物向けの作物も手掛ける。地場産人気もあり、野菜の生産量は需要に追い付かない状況だ。「従業員に加工、配達を任せることで、自分は野菜作りに専念できる。野菜の生産量を上げるため、人のやりくりをどうするかが悩みどころ」と語る。
同市のサラリーマン家庭に生まれた竹内さん。就職活動を始めた大学3年生のとき、機械にできないものづくりとして農業を選択肢の一つに考えた。知り合いのつてをたどり地元の飯塚農園で冬休みの1か月間、アルバイトを体験。野菜の苗作りなどを手伝った。天候や成長具合など常に先を読みながら進める仕事の奥深さを感じた。
将来性も「ある」と踏んだ。地産地消の機運が高まり、伝統野菜の見直しと普及も動き出していた。農家の減少を聞いても、「担い手が少なくなれば、やり方次第でチャンスにもなる」と逆転の発想で就農を決めた。
大学を卒業した2002年、同農園で本格的に研修を始めた。共同経営者として納品や経理の経験も積み、07年に独立して竹内農園を設立。高齢化で規模を縮小した飯塚農園の農地やハウス、農業機械を引き継いだ。経営に何が必要か、研修など通じ多くを学んだ。多品目を栽培した割に売り上げが伸びず、余った作物を市場に出しては買いたたかれていた。「良いものでも安い値段を付けられるやり方では駄目だ」。余った品目の耕地を減らして売れる品目に切り替えた。ホテルなどを得意先とする仲卸や直売を主な販路とした。
枝豆や「長岡巾着ナス」など栽培7品目は、独立前の半分以下。「漬物にして一手間加えることで小売りの値段が倍以上になる」と手応えを語る。自分たちが作った野菜を食べられる地元飲食店を増やすのも当面の課題だ。
竹内さんは「作物はうそをつかない。手を掛けた分だけ正直に品質に表れるのがおもしろいし、やりがいになる」。マメだらけの手を見ながら充実感をにじませた。
セブンネットショッピング
http://www.7netshopping.jp/all/
イトーヨーカドーネットスーパー アイワイネット
https://www.iy-net.jp/
フジサンケイ ビジネスアイ 1月15日(土)
セブン&アイ・ホールディングス(HD)は14日、ネット通販事業を大幅に拡充する方針を明らかにした。子会社が展開する通販サイト「セブンネットショッピング」と、傘下のスーパー、イトーヨーカ堂が運営する「イトーヨーカドーネットスーパー」を年内にも統合。統合サイトで、将来的に傘下の百貨店、そごう・西武の商品も一元的に取り扱うことも検討する。生鮮・日用品から高級ブランドまで網羅する巨大通販サイトが誕生しそうだ。
セブン&アイHDは2009年12月に、傘下の各社が展開していたネット通販事業を「セブンネットショッピング」に統合。コンビニエンスストアのセブン-イレブンやイトーヨーカ堂で取り扱う商品について、宅配のほか、自宅近くのセブン-イレブン各店で受け取るサービスを展開している。
一方、ネットスーパーは、イトーヨーカ堂の店舗周辺の顧客を対象に、店舗で販売している商品をネットで注文を受け、自宅に届けるサービス。イトーヨーカ堂では現在140店舗で展開し、高齢者や主婦層にも人気を呼び、売上高300億円規模まで拡大した。
統合により配送を一元化しコスト削減を図るほか、近くのコンビニで受け取れる商品を増やすなど利便性を向上させることで、利用者を増やす考え。今後はそごう・西武の商品も取り扱うことも検討し、高級ブランドや宝飾品などの品ぞろえを充実させ、購買層拡大につなげる。
◇スーパー業界、ネットショッピングに本腰!
読売新聞(2010年12月22日)
年末商戦の賑わい、新春初売りの中で注目されるのが企業-個人間の電子商取引(EC)である。インターネットを介した買い物(ネットショッピング)といった方が通りがよいかもしれない。すでにネットショッピングは、書籍の購入から遠隔地の特産品、有名店の食品・お菓子、出張・旅行の手配、レストランでの食事の予約に至るまで、我々の身近なものになっている。この年末も、従来型の消費産業はかつての勢いを取り戻せずに苦戦しているようだが、ネットショッピングは勢いを増している。お歳暮や贈答品を送るに際し、百貨店の特設フロアーに出掛けて番号札を選んでカウンターに持ってゆき、宅配便送り状に記入する、といった風景も変わりつつある。
電子商取引は4兆3000億円超!
経済産業省の調べでは2009年の電子商取引の市場規模(小売・サービス)は4兆3750億円と2007年から32%増加しており、全商取引における電子商取引の比率=EC化率も2.08%へと上昇した。EC化率はここ数年、毎年約0.3%ポイントづつ向上しており、2010年は2.4%程に達したものと当研究所は予想する(図1)。電子商取引市場の規模拡大に寄与した業種としては、「医薬化粧品小売業」(09年、対前年比130.8%)、「食料品小売業」(同、128.7%)などの業種が上げられる。
インターネット・ショッピング・モールの国内最大手である楽天市場や、ヤフー・ショッピング、書籍のアマゾンの賑わいは言うに及ばず、カカクコムが運営する価格比較サイトは家電量販店に買い物に行く前の値引き交渉ツールにもよく使われているし、スタートトゥデイが運営するアパレル専門のネット通販サイト「ZOZORESORT」はファッション衣料にこだわりを持つ消費者から高く評価されている。携帯音楽を中心とした総合モバイルコンテンツプロバイダーのMTIも今後ますますスマートフォン向け配信が期待されている
この背景にはインターネット社会の進展に伴う急速な情報の伝播がある。メーカーが魅力的な新商品を開発しようとする企業努力は絶え間がなく、インターネットによってその製品情報やスペックなどが瞬く間に消費者へと伝わりやすくなっている。わざわざ店頭まで行って、商品説明を受ける必要がない消費者が増加している。金融危機以降の景気低迷のなかでは、なおさら、より良い商品・サービスを、より賢く購入・利用したい、といった消費者の声は高まる一方であった。このような消費者ニーズを受けて、価格が安い、手間が省けるに特長があるネットショッピングは、拡大するのが自然であると見られる。
電子商取引拡大の方向は二つある。一つは国境を越えて海外へ広がる道であろう。インターネットを利用した消費は、たやすく国境を越えやすいようだ。経済産業省の調べでは、日本の越境EC利用率(過去1年間で外国のECサイトから商品を購入した比率)は17.8%と、他国と比べて低水準である(図2)。しかし前年から比べると、8.9%ポイントの上昇である。海外ECサイトと提携する国内企業も増加傾向にあり、今後は一段とECを利用する機会が拡大する見通しであり、関連企業へのメリットは大きいと見る。
量販店、スーパーが再度の挑戦!
もう一つは、事業者の増加であろう。大きいのは、これまで既存の販路(店舗など)との棲み分けの問題があって、ネットショッピングに対して様子見を決め込んだり、躊躇していた流通事業者が遅ればせながら、電子商取引に本腰を入れるケースだ。GMS(総合量販店)、食品スーパーなどのネット販売への本格的進出である。
インターネットが急速に普及し始めた2000年頃にも、ネットスーパーが話題になったことがある。しかし、インターネットの通信環境がまだ脆弱だったり、スーパーの主要顧客でもある主婦層のパソコンに対する関心が低かったこともあって、普及に至らず、当時は撤退が相次いだ。
しかし、現在では、ブロードバンドによる高速インターネット通信が標準となりつつあり、誰もが手軽にインターネットを利用できるようになった。イトーヨーカドー、イオン、サミット、西友、マルエツ、ダイエー、東急ストア、紀伊國屋など、GMSから食品スーパーに至るまでネットスーパー力を入れだしたところが相次いだ。
一度撤退を決めたスーパーも再度出てきた。関西の食品スーパーのイズミヤは12月11日、ネットスーパー「楽楽マーケット」のサービスを再開すると発表した。今年7月末にネットスーパーの運営委託業者による顧客情報流出が発生事件で、休止していたもので、新たに開発したシステムと運営体制で再開するものだ。
ネットスーパーへの参入は、ライバル店の存在などによってこれまで顧客を開拓できなかった商圏の新規顧客の獲得が容易になるだけでなく、「雨天でも自宅に居ながら買い物ができる」「飲料などの重い荷物が自宅まで届く」しかも「即日配達してくれる」など既存顧客に対するサービスを向上させることも可能になる。これが、各社がネットスーパー参入を急ぐ最大の理由とみられる。
ネットスーパー、潜在需要は約2400億円!
コンビニ・ネットスーパー宅配の市場規模は、矢野経済研究所によれば、2009年において292億円と推計される。12年には09年比で1.5倍程の435億円になると予想されている(図表3)。いちよし経済研究所では、ネットスーパーの地域別の潜在市場規模の算出を、対象世帯数(共働き世帯数の16%)×年間購入額(購入単価×購入回数)で試みた(図表3)。対象世帯数を共働き世帯数の16%と見積もったのは、積水ハウスの調査(図表4)による。年間購入回数23回は総務省「就業状況基本調査」によった。
その結果、現在の全国のネットスーパーの潜在市場規模は、2424億円と推計した。共働き世帯数が多い関東地方では775億円と推計する。生協の戸配供給高をみると、全国ベースで9291億円だが、上位10生協のうち7生協が関東地方を拠点とする。ネットスーパーの大きな特徴は、生鮮食品から日用雑貨、下着、家電の一部まで個人宅の玄関先まで配達してくれることだ。高齢者世帯に最も向いたサービスだが、今回の試算では高齢者世帯においてインターネット普及率は低いと見て対象世帯数から除いた。しかし、今後は「重い荷物を運ぶ」ニーズは確実に増加すると予想され、潜在需要は高まるだろう。
少子高齢化を背景にネット通販事業がさらに拡大するのは確実。セブン&アイHDの鈴木敏文会長は「ネットとリアルな店舗の融合は今後、事業の柱になる」としている。(兼松康)
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http://www.uonumakoshihikari.com/
魚沼コシヒカリ理想の稲作技術『CO2削減農法研究会』(勉強会)の設立計画!