平成22年 第12回「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(松江市)有機栽培・JAS認定部門で特別優秀賞を受賞。(食味90・味度83・計173点)
平成25年、第15回魚沼と第16回北京開催運動中!
無農薬魚沼産コシヒカリ生産農家・理想の稲作技術『CO2削減農法』
http://www.uonumakoshihikari.com/
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クラウドコンピューティング
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
ベニオフ氏が日本の“クラウド”市場に感じた懸念とは?
5月17日、大阪で開催された「Cloud Computing World 2010 in Osaka」の基調講演では、米国Salesforce.comの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフ(Marc Benioff)氏が登壇、クラウド・コンピューティングがもたらすメリットや同社の提供するサービス/プラットフォーム、さらに日本市場へのメッセージなどを語った。
クラウドの効率性の本質は、「マルチテナント」に宿る
今回、5月初旬に来日したベニオフ氏は、およそ2週間をかけ、さまざまな顧客との対話やトレードショーなどへの参加を通じて、日本市場におけるクラウド・コンピューティングの実情を見てきた。
そのなかで、ベニオフ氏は日本市場におけるクラウド・コンピューティング・モデルについて、ある「懸念」を感じたという。それは、さまざまなITベンダーがそれぞれ独自の解釈で自社製品/サービスを“クラウド”と呼んでおり、そのためにクラウドの定義が明確ではなくなり、ユーザーにとって混乱した存在になっているということだ。
「ITベンダーによっては、データセンター・ソリューションや古いコンピューティング・モデルの製品を“クラウド”と称して、顧客にソフトウェアやハードウェアを買うよう勧めている。だが、それはクラウド・コンピューティングではない」
ベニオフ氏は、クラウドの名で呼ばれているサービスや製品が「すべて同じというわけではない」ことを強調し、クラウド・コンピューティングに対する誤った認識を正さなければならないと述べた。
では、クラウド・コンピューティングはどう定義されるのだろうか。ベニオフ氏は、クラウド・コンピューティング・モデルとはインターネット上で、効率や効果の高いサービスを提供するモデルであるとしたうえで、その本質は「マルチテナント」型のアーキテクチャにあると説明する。
「ビルやアパートと同じように、クラウド・コンピューティングでは多数のカスタマーが同じプラットフォームやサービスを共有する。それによって効率性が高まり、ユーザーはよりクオリティの高いサービスを享受できる」
クラウドが実現するのは、「効率性」と「民主主義」
クラウド・コンピューティングの効率性の高さを象徴するエピソードとして、ベニオフ氏は米国Microsoftの役員、クレイグ・マンディ(Craig Mundie)氏と同席した際の出来事を披露した。ベニオフ氏が、「もしもSalesforce.comが存在しなかったら、我々の顧客企業7万2,500社は全部で何台のサーバを購入していただろうか」と尋ねたところ、マンディ氏は「およそ10万台だろう」と答えたという。だが、Salesforce.comは現在、3,000台程度のサーバでサービスを運用している。
「つまり、我々は(従来のコンピューティング・モデルと比較して)わずか3%のサーバ台数で、7万2,500社の顧客にサービスを提供しているわけだ。このように非常に効率の高いサービスが提供できる、これこそがクラウド・コンピューティングと呼ぶに値するものである」
日本国内でも郵便局や経済産業省、損保ジャパンといった数万ユーザー規模の大規模企業から、数十ユーザー規模の小規模企業までをサポートしている
ベニオフ氏はクラウド・コンピューティングによって、「Efficiency(効率性)」に加え、ITの「Democracy(民主主義)」も実現すると主張する。
「数万ユーザー規模の大企業から、数十ユーザー以下の中小企業までが当社の顧客だ。だが、マルチテナントであるため、企業規模にかかわらずすべての顧客が同等の“パワー”を享受することができる。大企業と中小企業の間に境界はない」
ここでいう“パワー”とは、例えばアプリケーションの使いやすさや品質であり、プラットフォームの強靱さである。従来のコンピューティング・モデルでは、大規模なIT投資のできる企業だけがそれを享受できていた。
「このような効率性を提供しない、デモクラシーを提供しないITベンダーは、クラウド・ベンダーとは言えない」
コンピューティング・スタイルの大きな変化と「Cloud2」
1999年、「なぜエンタープライズ・ソフトウェアはAmazon.comのように簡単に使えないのか」という疑問をきっかけにSalesforce.comを創業したベニオフ氏は、現在再び、コンピューティング・モデルに「エキサイティングな」変化が起きていると述べる。同氏はそれを“Cloud1からCloud2への変化”だと表現する。
ベニオフ氏は、2000年代の“Cloud1”と現在の“Cloud2”にはさまざまな点で違いがあると指摘した
「Amazon.comやEbay、Googleといった、2000年台の“Cloud1”では効率性やコスト削減、使いやすさなどが特徴だった。一方、これからの10年に実現する“Cloud2”では、コラボレーション、次世代デバイス(スマートフォンなどのモバイル・デバイス)への対応、リアルタイム性が重要だ」
「3G携帯通信網、ソーシャル・ネットワークなどが普及している日本市場は、Cloud2の分野で先行している」と語るベニオフ氏は、Cloud2の代表例としてFacebookやTwitter、YouTubeのようなソーシャル・アプリケーションを挙げた。そして、今後はビジネス・ソフトウェアの世界でも、Cloud2への変化が影響を与えることを強調する。「2010年現在の新たな問いは、『なぜビジネス・ソフトウェアはFacebookやmixiのように簡単に使えないのか』ということだ」。
ベニオフ氏は、企業がビジネスのなかで“Cloud2”を容易に活用できるように、Force.comプラットフォームや「Sales Cloud 2」「Service Cloud 2」といったアプリケーションが提供されていることを紹介した。
ベニオフ氏が語る“Cloud2”のアプリケーション/プラットフォームは、コラボレーション、次世代デバイス対応、リアルタイム性を実現するものである。ベニオフ氏は、Force.comプラットフォームにおいてそれを実現していると強調した
「情報が集まってくる」Chatter
同社が提供するプラットフォームのなかで、ベニオフ氏が特に強調したのが、企業内SNSサービスの「Chatter」がもたらすメリットである。Chatterは単独のコラボレーション・ツールとしてだけではなく、コラボレーション基盤として、Force.comベースのほかのアプリケーションに組み込むことも可能だ。
ベニオフ氏は、企業内で大量の情報が流通する状況のなかで、ビジネスに大きな損失を与える「重要な情報の見落とし」が発生していると指摘する。そうしたなかで有益なのが、ユーザーどうしで情報の共有や修正、フィルタリングが行えるSNSの力だ。ベニオフ氏は、Facebookでは必要な情報をユーザー自らが集めるのではなく、自然に「情報が集まってくる」のだと述べ、同じような情報環境を企業内で安全に実現するのがChatterである、と説明した。
Chatterでは、ユーザー(人)だけでなく、共有ドキュメントやアプリケーションを「フォロー」できる。ユーザーのコメントやドキュメントの変更、アプリケーションがプッシュする各種情報を、すべて同じタイムライン上でリアルタイムに見ることができる(デモ画面より)
なお、現在Chatterは全世界で500社の顧客企業を対象にプライベート・ベータ版が公開されており、年内には「Salesforce CRM」の全エディション、および「Force.com」の標準機能として正式提供が開始される予定だ。
(Computerworld.jp)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0
ベニオフ氏が日本の“クラウド”市場に感じた懸念とは?
5月17日、大阪で開催された「Cloud Computing World 2010 in Osaka」の基調講演では、米国Salesforce.comの会長兼CEO(最高経営責任者)、マーク・ベニオフ(Marc Benioff)氏が登壇、クラウド・コンピューティングがもたらすメリットや同社の提供するサービス/プラットフォーム、さらに日本市場へのメッセージなどを語った。
クラウドの効率性の本質は、「マルチテナント」に宿る
今回、5月初旬に来日したベニオフ氏は、およそ2週間をかけ、さまざまな顧客との対話やトレードショーなどへの参加を通じて、日本市場におけるクラウド・コンピューティングの実情を見てきた。
そのなかで、ベニオフ氏は日本市場におけるクラウド・コンピューティング・モデルについて、ある「懸念」を感じたという。それは、さまざまなITベンダーがそれぞれ独自の解釈で自社製品/サービスを“クラウド”と呼んでおり、そのためにクラウドの定義が明確ではなくなり、ユーザーにとって混乱した存在になっているということだ。
「ITベンダーによっては、データセンター・ソリューションや古いコンピューティング・モデルの製品を“クラウド”と称して、顧客にソフトウェアやハードウェアを買うよう勧めている。だが、それはクラウド・コンピューティングではない」
ベニオフ氏は、クラウドの名で呼ばれているサービスや製品が「すべて同じというわけではない」ことを強調し、クラウド・コンピューティングに対する誤った認識を正さなければならないと述べた。
では、クラウド・コンピューティングはどう定義されるのだろうか。ベニオフ氏は、クラウド・コンピューティング・モデルとはインターネット上で、効率や効果の高いサービスを提供するモデルであるとしたうえで、その本質は「マルチテナント」型のアーキテクチャにあると説明する。
「ビルやアパートと同じように、クラウド・コンピューティングでは多数のカスタマーが同じプラットフォームやサービスを共有する。それによって効率性が高まり、ユーザーはよりクオリティの高いサービスを享受できる」
クラウドが実現するのは、「効率性」と「民主主義」
クラウド・コンピューティングの効率性の高さを象徴するエピソードとして、ベニオフ氏は米国Microsoftの役員、クレイグ・マンディ(Craig Mundie)氏と同席した際の出来事を披露した。ベニオフ氏が、「もしもSalesforce.comが存在しなかったら、我々の顧客企業7万2,500社は全部で何台のサーバを購入していただろうか」と尋ねたところ、マンディ氏は「およそ10万台だろう」と答えたという。だが、Salesforce.comは現在、3,000台程度のサーバでサービスを運用している。
「つまり、我々は(従来のコンピューティング・モデルと比較して)わずか3%のサーバ台数で、7万2,500社の顧客にサービスを提供しているわけだ。このように非常に効率の高いサービスが提供できる、これこそがクラウド・コンピューティングと呼ぶに値するものである」
日本国内でも郵便局や経済産業省、損保ジャパンといった数万ユーザー規模の大規模企業から、数十ユーザー規模の小規模企業までをサポートしている
ベニオフ氏はクラウド・コンピューティングによって、「Efficiency(効率性)」に加え、ITの「Democracy(民主主義)」も実現すると主張する。
「数万ユーザー規模の大企業から、数十ユーザー以下の中小企業までが当社の顧客だ。だが、マルチテナントであるため、企業規模にかかわらずすべての顧客が同等の“パワー”を享受することができる。大企業と中小企業の間に境界はない」
ここでいう“パワー”とは、例えばアプリケーションの使いやすさや品質であり、プラットフォームの強靱さである。従来のコンピューティング・モデルでは、大規模なIT投資のできる企業だけがそれを享受できていた。
「このような効率性を提供しない、デモクラシーを提供しないITベンダーは、クラウド・ベンダーとは言えない」
コンピューティング・スタイルの大きな変化と「Cloud2」
1999年、「なぜエンタープライズ・ソフトウェアはAmazon.comのように簡単に使えないのか」という疑問をきっかけにSalesforce.comを創業したベニオフ氏は、現在再び、コンピューティング・モデルに「エキサイティングな」変化が起きていると述べる。同氏はそれを“Cloud1からCloud2への変化”だと表現する。
ベニオフ氏は、2000年代の“Cloud1”と現在の“Cloud2”にはさまざまな点で違いがあると指摘した
「Amazon.comやEbay、Googleといった、2000年台の“Cloud1”では効率性やコスト削減、使いやすさなどが特徴だった。一方、これからの10年に実現する“Cloud2”では、コラボレーション、次世代デバイス(スマートフォンなどのモバイル・デバイス)への対応、リアルタイム性が重要だ」
「3G携帯通信網、ソーシャル・ネットワークなどが普及している日本市場は、Cloud2の分野で先行している」と語るベニオフ氏は、Cloud2の代表例としてFacebookやTwitter、YouTubeのようなソーシャル・アプリケーションを挙げた。そして、今後はビジネス・ソフトウェアの世界でも、Cloud2への変化が影響を与えることを強調する。「2010年現在の新たな問いは、『なぜビジネス・ソフトウェアはFacebookやmixiのように簡単に使えないのか』ということだ」。
ベニオフ氏は、企業がビジネスのなかで“Cloud2”を容易に活用できるように、Force.comプラットフォームや「Sales Cloud 2」「Service Cloud 2」といったアプリケーションが提供されていることを紹介した。
ベニオフ氏が語る“Cloud2”のアプリケーション/プラットフォームは、コラボレーション、次世代デバイス対応、リアルタイム性を実現するものである。ベニオフ氏は、Force.comプラットフォームにおいてそれを実現していると強調した
「情報が集まってくる」Chatter
同社が提供するプラットフォームのなかで、ベニオフ氏が特に強調したのが、企業内SNSサービスの「Chatter」がもたらすメリットである。Chatterは単独のコラボレーション・ツールとしてだけではなく、コラボレーション基盤として、Force.comベースのほかのアプリケーションに組み込むことも可能だ。
ベニオフ氏は、企業内で大量の情報が流通する状況のなかで、ビジネスに大きな損失を与える「重要な情報の見落とし」が発生していると指摘する。そうしたなかで有益なのが、ユーザーどうしで情報の共有や修正、フィルタリングが行えるSNSの力だ。ベニオフ氏は、Facebookでは必要な情報をユーザー自らが集めるのではなく、自然に「情報が集まってくる」のだと述べ、同じような情報環境を企業内で安全に実現するのがChatterである、と説明した。
Chatterでは、ユーザー(人)だけでなく、共有ドキュメントやアプリケーションを「フォロー」できる。ユーザーのコメントやドキュメントの変更、アプリケーションがプッシュする各種情報を、すべて同じタイムライン上でリアルタイムに見ることができる(デモ画面より)
なお、現在Chatterは全世界で500社の顧客企業を対象にプライベート・ベータ版が公開されており、年内には「Salesforce CRM」の全エディション、および「Force.com」の標準機能として正式提供が開始される予定だ。
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性別:
男性
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1954/01/01
職業:
農業
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スキー・読書・インターネット
自己紹介:
私は、魚沼産コシヒカリを水口の水が飲める最高の稲作最適環境条件で栽培をしています。経営方針は「魚沼産の生産農家直販(通販)サイト」No1を目指す、CO2を削減した高品質適正価格でのご提供です。
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魚沼コシヒカリ理想の稲作技術『CO2削減農法研究会』(勉強会)の設立計画!
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